見出し画像

飛び込みが上達すればこんなにも変わる!入水後の動き|クロール編

先日、鬼練の感想で
「飛び込みから浮き上がり」の
ご質問があったので
今回はそちらにフォーカスをあてた
内容になります。

競泳においての
「飛び込み」の本来の目的は
「綺麗に飛び込むこと」ではなく、
浮き上がった後に
スムーズにスイムに繋げることです。

その解説のためにまずは、
飛び込みから浮き上がりまでの流れを
イラストにしました。

①飛び込みます
②入水!
③角度を変えて…
④水平から更に…
⑤浮上角度にします。
⑥その後水面に近づいたら泳ぎ始めるわけですね。


さて、
ここまでの流れの中で
キック(バタ足orドルフィン)を
入れ始めるタイミングは
①〜③のどこでしょうか?

①入水後のこちらの角度のとき?
②こちらの水平姿勢のとき?
③浮上角度になったとき?

さて、
どのタイミングでしょうか?



答えは…




③の浮き上がりの姿勢です!

この角度になったら
バタ足を、
ドルフィンキックなら3回ぐらいを
“細かく”打ちましょう。

“細かく”とは
ドルフィンなら3回を
1秒から2秒以内に蹴り終える速さです。

水中で大振りで蹴ってしまうと
逆に抵抗になってしまうため
飛び込みの勢いを殺さないように
細かく蹴ります。

ちなみに
ドルフィン4回以上は
ドルフィンのテクニックが必須になってくるので
まずは3回で浮き上がる…を
普段から練習しておくことをオススメします。

多くのマスターズの方は、
⬇︎こちらの水平姿勢で
キックを開始する傾向があります。

⬆︎こちらの姿勢でキックを開始してしまうと
浮き上がって来れなくなってしまい、
水中で失速してしまいます。

なので、
⬇︎こちらの浮上姿勢になってから
キックを開始して
スイムに繋げてみてください。

キック開始のタイミングを意識して、
スッとスイムに繋げられるように
練習されて下さいね!

尚、細かいキックを打つための陸トレは
過去のこちらの動画を参考にされて下さい!
(水の中でも行っても、効果ありです)

いいなと思ったら応援しよう!

毎日更新!森せんせーの水泳ブログ|森哲也
宜しければサポートお願い致します!頂いたサポートは、教材、勉強費用に使わせて頂き、より良い記事を書かせて頂きます。