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陸で行うエアスイムのコツ

みなさんは
「エアスイム」を
ご存知でしょうか?

エアギターが
ギターを持ってないのに
ギターを引いているようにするのと同じで、
エアスイムも
まるでそこに水があり
泳いでいるかのように
陸で泳いだフリをすることを
「エアスイム」と言います。

「エアスイムなんて陸でやっても
泳がなかったら上手くならないでしょ?」

…と、思われる方もいらっしゃる
かもしれませんが、
実際の研究結果では
「効果あり」と出ています。

プールで泳げないときでも
泳ぎの練習ができる…
ということで、
コロナ自粛でプールが閉鎖してしまったときに
ブームになりました。

しかし、
このエアスイム、
実際の水中での泳ぎに繋げるには
少しコツがあります…

今回は
知っていて絶対に損はしない
エアスイムの活用法をご紹介させて頂きます。

①姿勢

まずは「姿勢」。

姿勢は
チューブを引くときと
同じような姿勢で行います。

頭の方向へ進むイメージで
腕を動かします。

過去のチューブトレーニングの動画です!
参考にされて下さい!


②テンポ

テンポのオススメは
クロールや背泳ぎなら、ひとかき1秒。
バタフライや平泳ぎなら、ひとかき2秒
ぐらいのテンポです。

これ以上
回転が速くなると、
水中で空回りしやすくなります。

③リズム

回しているときに、
「どこでリズムを取ると
イメージ通り動けるか??」
を、見つけることが最初のポイントです。

そこを見つけて、
エアスイム中に
その動きが一定に保てるようになれば、
水中でも泳ぎが崩れにくくなります。

④鏡を使う

泳ぎは「見てもらう(コーチ)」か
「自分で見る(撮影)」が上達の近道です。

現在の日本代表の選手達のために
作られている施設の中には
水中、水上で自動撮影したものが
30秒後に映像が流れる
なんてプールも作られています。

イトマンのAQIT(アキット)も
そんなプールの一つですね。

写真はイトマンのアキットホームページからお借りさしました。

選手ですら、
自分の泳ぎを客観的に見ないとわからない
というのが水泳です。

エアスイムも鏡を見ながら、
「どの位置から手が動き始めるか?」とか、
「入水やフィニッシュの時に
意図的に音を出してみたり」します。

同じタイミングで
入水やフィニッシュができているのか
をチェックしながら
エアスイムを行うことで、
自分の最適なリズムがわかってきます。

⑤エアスイムを水中で活かすには

水中で泳ぐときに重要なのは、
序盤から後半にかけて、
泳ぎが大きく狂わないことです。

泳ぎは
「どこを意識していると
動きに狂いが出ないか?」
を知ることで、
狂うことを防げるようになります。

一日4本のレース参加のときや
レースの後半で
疲労困憊になったときに、
「別の引き出し」から
「今できる最善の動き」を引き出せるか?
…ということも、
レースの際には必要なスキルになります。

この辺は、
レペテーションのような練習で、
探し出す必要がありますね。

泳ぐ前や練習後の復習に
エアスイムをお試し下さい。

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