クロール|未来が変わるキックの秘密
本日、大晦日ですね!
今日から3日間は
「特別ブログ」です。
泳げる人も無意識でやっている
“キックの秘密”について
ご紹介させて頂きます。
ビート板を持ち、
何分間もずっと、
スイスイバタ足をしている人や
クロールで
足がしなるように動き続けている人、
たまにプールで見かけませんか?
体力あるなー…
なんて思ったり、
足首が柔らかいからかな…
なんて思ったりしますよね。
もちろん、
体力も足首の柔軟性も
あるに越したことはないのですが、
スイスイとバタ足ができたり
クロールでずっと足が動き続けられる
根本的な理由は
それではないんです。
まずバタ足の
「膝を曲げる?」「曲げない?」問題ですが、
見た目は“曲がる”が正解です。
ただし、
“見た目は…”というのが
今回の秘密の“鍵”になります。
(泳いでる本人は
曲げているつもりはなかったりします)
結論からお伝えすると、
キックのときの膝は
曲げているのではなく、緩めていて
蹴っているのではなく、伸ばしている
が正しいイメージです。
どういうことかというと…
プールに入り、
立った姿勢で、⬇︎このように
2パターンの動きを
試すとわかりやすいです。
まずは1パターン目は、
2パターン目は、
さて、
「緩める⇔伸ばす」
と
「曲げる⇔蹴る」
では、どっちが辛かったですか??
きっと、
「曲げる!⇔蹴る!」
の方が疲れたと思います。
それ以上に驚きなのが
この二つの動きは、
見た目は一緒に見えることなんです。
しかし、
泳いでいるときの
「曲げる」と「緩める」の違いは
一目瞭然です。
⬇︎こちらは
「緩めて⇔伸ばす」パターンの緩める。
⬇︎こちらは「曲げて⇔蹴る」パターンの曲げる。
はい、
いかがでしょうか?
マスターズスイマーの9割の方は
キックが苦手です。
そして、ビート板を見ただけで
すごく嫌そうな顔になりますね(笑)
更にレースのときも
キックが止まる…と話します。
“キックが止まる理由”は、
この“緩める”がない
もしくは、
疲れてくると力んでしまい
“緩める”がなくなってくるため、
結果的に“伸ばす”が出来なくなってきて
動かせなくなってくる…
という流れです。
レースのときの
キック止まるまでの流れイメージ⬇︎
緩める…伸ばす!
緩め…伸ばす!
緩…伸ばす!
Yu…伸ばす!
Y…伸ばす!
…伸ばしっぱなし?!
この“緩める”を覚える練習方法は
たくさんありますが、
まずは
曲げると緩めるの違いを
知ることが第一ステップです。
このキックの秘密は、
全種目のキックに共通し、
ありとあらゆるテクニックに派生します。
是非、
このキックの秘密で
来年から始まる
水泳の未来を明るくされて下さい☺️
明日はこちら!お楽しみに!