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バサロは必要か?

「ひとかきひとけりが苦しくて出来ません!」

と、言う方に
「では、やらなくても大丈夫ですよ!
ルール的にひとかきひとけりは
絶対ではないので」

と、お話すると…

「えーー!そうだったんですね!!!
てっきりやらないといけないものだと思ってました!」

と、驚かれる方が意外と多いんです。


このように競泳には
"ルール的にやらなくても良いけど、
やった方が速くなるから、やってること"
が沢山あるな…
と、思います。


ひとかきひとけりの他にも、
バサロやドルフィンキック、
クイックターン等があります。


これも、
バサロやドルフィンキック、
クイックターンをした方が
速く泳げるから行うわけです。


逆に言えば、
現状でバサロやドルフィン、
クイックターンをすると
遅くなってしまう人は、
無理にやる必要はないのです。


皆さんには、
そんな選択肢を持って、
マスターズに臨んで頂きたいです。


絶対にバサロやドルフィンを打つ!
苦しくても、ひとかきひとけり!!

そんな空気感は、
マスターズには似合わない空気だと
私は思います。


ルール上ではやらなくて良いことは
別にやらなくても良いのです。


先日のヨーロッパ選手権でも、
バサロなしで背泳ぎ優勝した選手がいたように、
もっと自由に泳いで頂きたいです。



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