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【クロール】美しいローリング!タイミングのコツ!(リカバリーとローリング編)

前回は、
入水とローリングのタイミングについて。

今回は
リカバリーとローリングについての
タイミングの解説をしていく。

前回の内容でもお伝えしたように、
このタイミングは
ゆっくり楽に泳ぐための泳ぎ方で
早く泳ぐためのものでないので、
ご了承頂きたい。


①リカバリーとローリング

サイドキックをしていると
↓このように肘を後ろに引いて
バランスを取ってしまっている人を
よく見かける。

肘を後ろに引くことで、体を傾けようとするとこの姿勢になる。


正しくはこちら↓

体を使って体を傾けている。コツは骨盤を真横に向けるイメージ。


なぜ、
肘を後ろに引いてはいけないのか?
と、いうと…

“腕は肩についているけど、
肩は腕にはついているわけではない。”

…からである。

わかりにくい言い方だが
要するに
“根元にあるのは腕ではなく肩”
だということ。

肩よりも肘が先行してしまうと
前回のブログに記載した
“力み”が生まれてしまう。

なので、

ローリングとリカバリーのタイミングは、

①体を傾ける

②肩をあげる

③腕は後に回さないように横から前に戻すだけ

になる。

過去のYouTubeにも
その練習方法のドリルを公開しているので、
ぜひ参考にして頂きたい。


ローリング後に…

体を傾けて肩を上げる。
腕を横から戻す。


②そして入水からローリングへ

前回のブログの
「入水→ローリング」に
話がつながり…

リカバリーをして…
入水をしてから…
ローリングへ…

…と、なると
自然なローリングが完成する。


③まとめ

①入水

②ローリング

③体を傾ける

④肩をあげる

⑤手を横から戻す(リカバリー)


①に戻る。

…が、
“力み”がないローリングの
タイミングになる。


クロールの“力みのない美しいローリング”は、
“入水”と“リカバリー”とのタイミング調整で
成立させることが出来る。


水泳指導には
あらゆる角度からの指導法があるため、
これだけが正解というわけではないが、
一つの目安として
是非、取り入れて頂きたい。

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