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更に水をつかむための「スカーリングハンド」|陸でできる練習法

水泳指導をしていて
水のつかみ方には段階があると考えています。

まずは過去ブログでご紹介した
「イージースイムハンド」がオススメです。

この水のつかみ方であれば
最小限のエネルギーで
効率よく水をつかむことが可能です。

楽に長い距離を泳ぎたいときには
オススメなスイムハンドですね!

…が、
「更に水をつかみたい!」
と言う方は、
次のような意識が重要になります。

陸上で
ティッシュを手のひらにスカーリング!
です!

こちらが参考動画です!

これ意外と、ハマるんですよね…(笑)

このようにティッシュを落とさないように
動かし続ける動きが
「スカーリング」の動きです。

更に注目すべき点は、
このときの「手の形」です。

⬇︎果たして
このときの「スカーリングハンド」は
過去のブログでご紹介した
「イージースイムハンド」でしょうか?

↑イージースイムハンド

⬇︎確認すると…

…どうやら、
少し違うようですね。

指は開き気味で、
「手のひら」でティッシュを
押しているように見えますね!

⬇︎このような形ですね!

イメージとしては、
⬇︎この辺でティッシュを押し続けていますね。

私のレッスンのときには、
水の中でティッシュは無理なので
(溶けてしまうので)
アクアミットなんかを
手のひらに乗せて(はめないで)
取れないようにスカーリングする
練習を行ったりします。

⬆︎アクアミットはこちら(この写真では手にはめていますが、手のひらに置くだけで、スカーリングします)
これで左右に動かしてスカーリング。

ちなみに、
アクアミットが取れないように
左右に動かし続ける動きを
アクアミットなしで行うと、
⬇︎この動画のような渦ができます!

このように、
「イージースイムハンド」は
楽に泳ぐには最適ですが、
スカーリング効果を
最大限に発揮することはできないためには
「スカーリングハンド」で
水をかく必要があります。


そうは言っても、
その「スカーリングハンド」って
手が反ってしまって、水がかけるの?!
と、思われる方がいますよね?


そんな方へ最後に
SUP(サップ)などのオールの話。

オールのブレード(先の部分)は
⬇︎このように反っています。

⬇︎その向きと進行方向はこちら…

反っている側で
水を押してますね!

尚、
パドルをつけると上手く泳げない
と言う方は、
指でパドルを押している傾向があるので、
この「スカーリングハンド」で
「手のひら」で水を押せるように
泳ぐだけで、かなり泳ぎやすくなりますよ^_^


そして、
「大人のやさしい水泳教室」
9/2〜の週間ランキング3位、
ありがとうございます!

マリンスポーツ部門3位

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