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初心者水泳塾|クロールのキャッチ
皆さん、こんにちは。
水泳塾長の森せんせーです。
本日の授業は
初心者方に向けた
クロールの授業になります。
それでは、初めていきます。
内容は
クロールのキャッチ動作についです。
まずは、クロールキャッチの理想論です。
・キャッチの理想論
肩を支柱に腕全体を動かす中、
手首や肘の角度を微妙に調整しながら、
肩→肘(二の腕)よりも肘→手首を、
少し早めに動かすイメージで、
手の平(できれば手のひらから肘までの面)で
水圧を感じるようにする…
これだけ詳しく説明しても、
わかりにくいですが、
教本やコーチは
「肘を立てて、キャッチして」
と、一言で済ませてしまうので
初級者・中級者の方が
混乱してしまうのも無理はないと思います。
ですが、それはあくまでも理想論。
実際は、そこまで難しく考える必要はありません。
キャッチの練習はまずは
かきはじめの姿勢を覚える
を意識しましょう。
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キャッチがうまくいかないと感じている方は、
上のような姿勢(黄色の線)から
キャッチをしていませんか?
この形は肩に負担が
かかり怪我に繋がるので
あまりおすすめできません。
正しくは、
赤色の線のように手を伸ばした姿勢から、
キャッチ動作を行います。
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よく、キャッチの時には
「肘を立てて」
と、言われますが、
実際のところは
肩から落とさないように
が正しい表現です。
黄色の線の姿勢からキャッチをすると
肩から落ちます。
赤色の線の姿勢からキャッチをすると
肩から落ちていません。
そして、
赤色の線も黄色い線も肘の高さは
どちらも変わらないことに、
お気づきになりましたか?
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このかきはじめの姿勢ができてきたら、
次は手の平に集中しましょう。
手の平になにかしらのら水圧を感じたら
それをキャッチとします。
一番簡単なのは、
“ポンと水を押す”
です。
伸ばした腕の先に
クイズの早押しスイッチなようなものがあり、
そこをポンと押すイメージです。
これだけで、最低限のキャッチはできます。
これができたら、
今度はやや小指側から
ポンと動かすようにすると、
次の動作につながりやすくなります。
このように腕の動きがスムーズになるように
少しずつ修正していけば、そのうち理想型になります。
クロールのキャッチまとめ
①キャッチ動作を練習する前に、かきはじめの姿勢をおぼえる。
②肘を立てるのではなく、肩から落とさない。
③手を伸ばしたところからポンと水を押す。
最後までご覧頂きありがとうございました!
100歳の誕生日を水の中でお祝いしましょう!
森哲也
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