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広報界の世界基準「バルセロナ原則」とは?

広報の世界で仕事をしていると「バルセロナ原則」ということを聞くことがあると思います。

さて、「バルセロナ原則」とはどういうものなのか紹介したいと思います。
AMEC(Association for Measurement and Evaluation of Communication、所在地:ロンドン)とIPR(Institute for Public Relations、所在地:アメリカ)が開催した「第2回効果測定に関する欧州サミット」において、AMECが提唱したPRの効果測定に関する7原則。これが2020年に改訂され「バルセロナ原則3.0」となりました。

「バルセロナ原則3.0」の7原則。
(1) ゴールの設定は、コミュニケーションのプランニング、測定、評価に絶対的に必要なものである。

(2) 測定と評価はアウトプット(施策の成果)、アウトカム(目標に対する成果)に加え、潜在的なインパクトを明らかにすべきである。

(3) ステークホルダー、社会、そして組織のために、アウトカムとインパクトを明らかにすべきである。

(4) コミュニケーションの測定と評価は、質と量の両方を含む必要がある。

(5) 広告換算はコミュニケーションの価値を測定するものではない。

(6) 包括的なコミュニケーションの測定と評価には、オンラインとオフラインの両チャネルを含む。

(7) コミュニケーションの測定と評価は、学びとインサイトを導くため、誠実さと透明性に基づくべきである
出典:日本パブリックリレーションズ協会

各項目についての解説は次回以降のnoteで紹介します。

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