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かぼちゃつちのなか、チージュうしさんのおっぱい
紹介する絵本
『いろんなおやさいどこになる?』
作/きのした けい 絵/阿部 真由美、コクヨ
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記憶に残るような収穫体験
2歳になったばかりの頃、農家主催の収穫体験イベントに参加したことがありました。
小松菜を引っこ抜くのはなぜか怖がって一切手を出せなかったのに、大きなキャベツは「よいしょ」と持ち上げていたわが子。
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それから何か月も経つのに、「キャベツ」というワードが出るたびに「きゃべつ、こぉーんな、大きかったねぇ」と言ったりしているので、野菜の形や感触、重み、畑での様子、その時の土のにおいなんかもきっと記憶に刻まれているはず、と思っています。
「◯◯どこでできるの〜?」
そんな経験が影響しているのか、「◯◯どこでできるの〜?」が最近の口癖です。
ソーセージを出せば「ソーセージどこでできるの?」
チーズを食べては「チージュ(チーズ)どうやって作る?」
「オクラ木の上?」「かぼちゃ、土の中?」……
自分が日ごろ口にするものが食べ物どうやってできているのか、どこから来るのかが気になって仕方がない様子です。
保育園ではお兄さん、お姉さんたちがプランターで野菜栽培に挑戦していましたが、残念ながらうまく育たず、ほとんど収穫には至りませんでした。
都会で育つ子どもにも、食べ物がどんな風にできるのかをせめて絵本で教えてあげたいな…と考えていたところ、見つけたのがこの本でした。
しかけ絵本で学ぶ野菜の成長
身近な野菜の苗の絵をめくると、立派に育った状態の絵が出てくるしかけ絵本です。
「にんじん つちのなか」「ブロッコリー くきのうえ」などと言いながら何度もめくっているので、しめしめ。
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最後はいろんな野菜がたっぷり育った畑の絵が飛び出すしかけ。裏側にも絵が描いてあって、細かなお仕事ぶりに私もキュンとしました。
この絵本で見た野菜の数々は、いつかリアルでも収穫を体験させてあげたいな、と思うのでした。
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