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カウンター席でやってはいけないこと。

普段しないことをすると、普段出会わない人と出会って、普段ない気づきがある。

普段乗らない電車に乗って、着いた駅で所用の前に、駅構内のコーヒーショップに入った。

カウンター席でnoteを書いていると、
3名の男女が隣の隣の隣くらいのカウンター席に陣を取った。

「これ、どうぞ。
この辺では有名で、午前中には売り切れるんですよ。
賞味期限は明後日なので、早めに召し上がってください。」

地元民だと思われる初老の男性が、電車に乗って遠くからやってきたであろう客人に、差し入れ的なお土産を渡す会話が聞こえてきた。

その会話は、どこかよそよそしい。

あぁ、カウンター席で会話が始まってしまった。
そもそも、カウンター席って、ひとり静かに過ごしたい客のためにある席なんじゃ…。
なんとも場違いだ。

と、心の中でぶつぶつ悪態をつきながら、
その会話が気になってしょうがない。

堂々と見られないので、声色で推測するに、
主に会話をしているのは、初老の男性と30~40代の女性。

徐々に判明していく、会話のテーマ。

相続問題だった。

おたがい良い大人。
冷静さを保ち、論理的に話を進めたいという一方で、
どちらも肝心なところは一歩も譲らない展開。

角が立たないような言葉を選びつつ、
主張の端々に「ここは譲らない」という熱を帯びている。

こういう話はね、
ファミレスか、せめてテーブル席があるコーヒーショップでやるもんだよ。

なんとかnoteを書き上げて、当初過ごそうと思っていた時間より早く切り上げて、コーヒーショップを出た。

こんな出来事からの学びは、

・誰かと会う時には、適切な場所を選ぶこと。

・相続でもめない人間関係を早い段階から築いておくこと。

・相続でもめるほどの資産もない一般庶民でなくとも、エンディングノートを書いておくこと。


今日もお読みいただき、ありがとうございます。



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かくたりさ
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