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235.誰のどんな可能性を見出したいですか?【8月22日】

A. 戦争体験は、みんな、語り継げるよ。

「祖父の戦争体験を語り継ぐ!」と決めて、数ヶ月。
見切り発車だったので、
実践を通して、何を伝えるか、どう伝えるか、わたしの主張は何か?…
を見つけていこうというのがそもそもの始まりでした。

最近、伝えたいことの核心のひとつとして、分かってきたことがあります。
それは、

『みんな、語り継げるよ。』ということ。

大人を対象に戦争体験をお話させていただいたとき、
ほとんどの方が
「そういえば、父方の祖父が…。父の叔父が…。」
などと、これまで自分が伝え聞いてきた身内の戦争体験を話してくれるのです。

戦中を生きた人の数だけ、戦争体験がある。

そして、その体験は、全くの他人が伝え聞き、語り継ぐよりも、

その子ども、孫をはじめとするできるだけ近い親族が伝え聞き、語り継ぐ方が、うんと親近感がわき、「語り継ぎたい」というモチベーションにもなると思うのです。
みんな、語り継げる可能性があるのです。

現に、なぜ語り継ぎが個人レベルでできないのか?というと、
孫世代は今、働き盛りで、なかなかそんなところまで時間が取れない、ということもあるのでしょうが、

同時に、「どうやって語り継いだらいいかわからない」
=「だから、できない」のかもしれません。

ストーリーとして語り継ぐほどの情報量がない、
そして、その情報も、戦争体験者本人が亡くなっている、もしくは年齢的に語れる状況にないから、もう得ることができない。

わたしもそんな想いを経験しました。

でも、その「できない」を解決する方法があったんです!

その方法を、今、わたしが身をもって開発し、
「できない」は「できる」に変えられることを発信している最中です。

わたしの考える方法が正解でもないし、唯一の答えでもない。

だけど、未完成でも、ひとりひとりに伝えることで、
ちょっと興味を持ってくれたひとりひとりが動き出し、
貴重な戦争体験がひとつでも多く、後世に残ることを切望しています。


今日もお読みいただき、ありがとうございます。


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かくたりさ
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