窓開けちゃいました。人生初のあおり運転から家族を守る方法
寮に戻る娘を送るため、夫有給取りました。
…休まなくても私、行けたよ。
…寂しいから、と夫。
おはようございます。
ごろりです。
というわけで、娘をバス停まで送りに、家族そろって出かけることとなりました。
ワタクシ、週末家族で出かけることに、少々トラウマを抱えております。
というのも、もう2年前、まだ引きずっているのかと言われたら、アレですが、息子がまだ野球のクラブに入っていた頃。お下がりでもらったスパイクがそろそろ小さくなり、買い替えが必要になりました。
引っ越して数年経っていましたが、まだ道にうとく、近くのスポーツ用品店が閉店してしまい、困っていると、親切な先輩ママが、他のスポーツ用品店を、教えてくれました。
聞けば某ショッピングモール。
あー、そこならわかると、出かけることに。普段土日は出かけず、ひっそりと暮らしていますが、子どもの休みに合わせたらどうしても行かなきゃいけない。重い腰を上げ行こうとすると…
えっ?お父さんもいくの?
家に一人でいても寂しいからと、夫もついてくる様子。
まあ、道はわかりやすい大通りだし、
夫でも大丈夫だろう…
夫、18で免許を取るも、しばらくペーパー。私と結婚後、田舎に来て、車生活を余儀なくされて車を持ち始めました。車にも詳しいのですが、運転に関して言えば、私が言うのもおこがましいですが、乗っていて口出さずにいられない感じ。
それでも、都会生まれのおかげで、狭い駐車場やまちなかは得意です。今日はお任せすることにして、私は助手席に。息子が後ろに。いざ出発。
好きな曲をかけて、気分良く運転。お店まであとちょっとというところで、駐車場に入ってから何やら様子が…
初めてくる駐車場なので、道が交差するたびにブレーキを踏みます。
いやーその都度止まらなくても大丈夫じゃないかな、なーんてワタシ、思っていると、後ろから『プップップー』とクラクション。ライトも『チカチカチカ』。
見れば後ろの白いセダン、結構車を寄せてます。
なんだろねー、とか夫と言いながら、目的の店の前に来たため、駐車すると、その人も車を停めて降りてきた。
茶髪、痩身、私たちより少し年上の白パンオジサン、なんか、窓越しにコワい顔して口をパクパクしゃべってる。
ガラス越し30センチ。
こういうとき、冷静な判断もどこかに落とすのですね…
なにか車から部品でも落ちたのかと、マヌケにも思った私は思わず車の窓を開けてしまい…
案の定、夫の運転、ブレーキの踏み方についてのクレームです。あまりに唐突なことで、ひとこと目にはスミマセンが口癖のワタシはいつものように「スミマセン」と口にすると、白パン最後モゴモゴとなんか言い捨て、自分の車に戻り、発進させて少し離れた場所に車を停め直し、同じ店に入っていきました。
店、入りにく〜。
その時はそれぐらいの感覚でしたが、少し時間が経つと、あれあおり運転じゃん。やっと事の重大さに気づきました。
それよりワタシ窓開けちゃった!!
テレビを見てたりすると、『あおり運転にまず遭遇したら…』なんて評論家が話していますが、いざ自分の身に降りかかると、冷静でなんか居られないことがわかります。
ワタシそんな人に通常の対応をしてしまった。
人が話しかけたら、失礼のないよう、窓を開けて、相手を見て話を聞くという普通の行動。
怒り狂ってたおじさんも、窓開けると思ってなかったのか、しかも通常の反応を示した人間目の前にすると、どうやらトーンダウンするらしく、最後は尻つぼみな感じで。
人生初のあおり運転から、通常の反応をすることで家族を守った。まあ、危険にもさらしたけどね。
【教訓】
擬態語、3回繰り返すとき注意
白パンオジサンやばい
窓は開けない
※時と場合により使い分けてください。ご安全に。