関節の変形を防ぐには⁉︎
老化による関節の変形は、人によって大きく異なり、特定の年齢で全員がそうなるわけではありません。一般的に、50歳代以降から症状が出始める人が多いと言われています。
病院で働いていても、特定の病気されている方は除いて50歳代ではそこまで変形している人は少ないですが、60歳代では変形進んでるなぁって思う事が良くあります。
変形の進行は、以下の要因によっても個人差が大きくなります。
年齢: 加齢とともに軟骨がすり減りやすくなるため、高齢になるほど発症リスクが高まります。(動き易さとの関係も示唆!?)
性別: 女性は男性よりも変形性関節症になりやすい傾向があります。(女性の方が大変な出産もあるし骨もしなやかなため!?)
肥満: 体重が重いほど関節への負担が増し、変形が進行しやすくなります。(重力下では逆らう事は出来ません)
関節への過度な負担: スポーツや仕事などによる関節への繰り返し負荷も、変形を早める要因となります。
遺伝: 家族に変形性関節症の人がいる場合、発症リスクが高まる可能性があります。(個人個人で骨の硬さも全然違います)
具体的な症状としては、関節の痛み、腫れ、こわばり、運動制限などが挙げられます。これらの症状が出始めたら、早めに整形外科を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
治療方法としては、薬物療法、物理療法、運動療法、関節注射、オーダーメイドインソールなどがあります。症状が進行した場合には、人工関節置換術などの手術が必要になることもあります。特にインソールは事故・病気であきらかに脚長差があるなどしない限り病院の医療保険では処方が出来ない事が多いです。インソールが怖いのは、良くも出来る反面、インソール入れたら痛くなっちゃった人がいるように悪くもなります(市販のインソールは特に気を付けて下さい左右同じ足の人なんていないですよね)。
予防としては、適度な運動、オーダーメイドインソール、体重管理、バランスの取れた食事、関節への負担を減らす生活習慣などが挙げられます。
少しでも健康で元気でスポーツ・旅行楽しめる身体を目指す。微力ながら力になれたら幸いです。
足部と歩行の治療院
オーダーメイドインソール りぷれい in西尾