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良い姿勢とは⁉︎
この画像見て、凄い良い姿勢の犬ちゃんと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、良い姿勢とはについてお話したいと思います。
良い姿勢とは?
理学療法士の良くみる指標として、横から見た時は耳たぶ(耳垂)~肩(肩峰)~股関節(大転子)~膝関節の前部~くるぶしの後方が一直線になっているとされています。
正面からは体の各部位(頭、肩、背中、腰、脚など)がバランス良く整い、筋肉や関節に無理な負担をかけない状態のことを指します。この姿勢では、自然な背骨のカーブ(S字カーブ)が保たれており、以下のような特徴があります:
良い姿勢のポイント(立っている場合)
1. 頭と首
• 頭は肩の真上にあり、まっすぐ前を向く。
• あごを軽く引き、頭が前に突き出ないようにする。
2. 肩
• 肩はリラックスし、自然な位置で軽く後ろに引く。
• 胸を開き、巻き肩(肩が内側に入り込む状態)を避ける。
3. 背中
• 背骨は自然なS字カーブを描く(胸椎はわずかに後弯、腰椎はわずかに前弯)。
• 猫背や腰を反りすぎないようにする。
4. 腰と骨盤
• 骨盤をニュートラルな位置(前後に傾きすぎない位置)に保つ。
• お尻を突き出したり、丸めたりしない。
5. 脚と足
• 膝は軽く伸ばす(ロックしない)。
• 足裏全体で体重を支え、均等に重心を乗せる。
良い姿勢のポイント(座っている場合)
1. 頭と首
• 頭をまっすぐ保ち、あごを軽く引く。
• 首が肩の真上に位置するようにする。
2. 肩
• 肩をリラックスさせ、上げたり前に出たりしないようにする。
3. 背中と腰
• 背骨の自然なカーブを保ち、腰を丸めない(必要ならクッションを使用)。
• 背中全体を背もたれに軽く当てる。
4. 腕と肘
• 肘は90度前後に曲げ、腕を机やキーボードに自然に置く。
5. 脚
• 膝は直角(90度)を目安に保つ。
• 足裏を床につけ、足を組まないようにする。
良い姿勢を保つためのポイント
1. 日常での意識
• 鏡で自分の姿勢を確認してみる。
• 背筋を意識して伸ばす習慣をつける(背中を壁に軽くつける練習がおすすめ)。
2. 長時間同じ姿勢を避ける
• デスクワークやスマホ操作中に姿勢が崩れがちなので、30分~1時間ごとに立ち上がってストレッチをする。
3. 環境を整える
• 椅子や机の高さを体に合ったものに調整する。
• パソコンの画面は目の高さに設定する。
4. 体幹を鍛える
• ヨガやピラティス、ストレッチなどで背筋や腹筋を鍛えることで、自然と正しい姿勢が保ちやすくなる。
5. スマホやタブレットの使い方に注意
• スマホを見るときに顔を下げず、目線を正面またはやや上に向ける。
• 使用時間を制限し、適度に休憩を取る。
具体的な姿勢チェック法
• 壁に背中をつけ、後頭部・肩甲骨・お尻・かかとを壁に付けます。
• 手のひら一枚分の隙間が腰と壁の間にできれば、理想的な姿勢です。
良い姿勢は最初は意識しないと難しいですが、習慣化することで自然と身につきます。無理をせず少しずつ意識することが大切です!
特に高齢になると良い姿勢も変わってくると思いますので、その辺は専門家へ相談されると良いと思います。
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