1/100MGガンダムGP01フルバーニアンをつくってみた
このGP01fbは何なのか
このフルバーニアンは発売当初に制作したものが発掘され、当時の作り方(つや消し)をしていたので、今どきの自身の作り方(つやあり、なんちゃってポップ系)で再生させてみたらどうなるのか…というところからスタートしました。しかし、"パーツが不足"していたのです…。
スリッパ
先ずはスリッパがない…というのも、自分はフルバーニアンのスリッパが苦手で(長デカくて)"いっそ無い方がよい"、と考えていたようで、影も形もありません。今見ても無い方がカッコいい、と思うのですが、それだとフルバーニアンの特徴そのものを否定している=逃げだと思いました。
そんなとき同じく大昔に作ったMGガンダムmkⅡver1.0ティターンズカラーがこのフルバーニアンを発掘したときに同時に見つけたことを思い出しました。ガンダムmkⅡはver2.0が発売されてそれがカッコよくて、このver1.0は再生させることのない、いらない子だと…。ならばせめて流用パーツとして使えばいいんじゃね、と。
こうしてスリッパはmkⅡのソールを使うことにしました。本当にうまくいくのかな…と不安になりながらも作業するとそれっぽくなりました(ヤレヤレ)。
シールドもない…からの
次に腰のパーツが1つありません。…もしかしてmkⅡの腰パーツが、ハマる!…て、あれ、シールドがないし、アンテナパーツもない…。おかしい…もしかして…あれだ、以前ガンダムmkⅡver2.0を作ったとき、ガンダムmkⅡ0号機を、ギレンの野望のムービーをみて、フルバーニアンからパーツを奪ってつくってしまっていたのでした!
こうなったら…シールドは(も)mkⅡで、でもmkⅡのシールドはGP01にはくっつかないぞ…ならば腕ごとmkⅡだ…。あ、ビームライフルもない、mkⅡだ、アンテナもmkⅡだし、ビームサーベルも1本しかない…mkⅡ(泥縄)
設定
…という事情で、(でっちあげ)設定です。宇宙に上がってシーマ様にハチの巣にされたGP01に、次世代機であるmkⅡの各パーツを、テストを兼ねて装備したのが、このフルバーニアンです(と自分に言い聞かせています)。
陸戦ガンダムのテスト機としてパワードジムがいるようなもの、ガンダムmkⅡ0号機というのがあるなら、GP01fb-mkⅡがあってもいいはず(オレ設定が嫌いな自分に言い聞かせています)
カラーリング
"つやありの渋い"ってあり得るのか、ということで、各色の色を寄せてみました。具体的には、白をグレー寄りに、黄、青、関節等を明度を上げて白に寄せました。空気遠近法的な感じで、脳がリアルに感じるといいなぁ、という(屁)理屈です。例外は差し色である赤で、これは思いっきりブライトにしています。
2つめは陸戦タイプの塗り分けにしています。(というかなぜフルバーニアンは、色分けが変化したのかなぁ…あれはあれでカッコいいとは思うのですが。)
3つめは3はmkⅡをもっと意識してもらおう、です。だってmkⅡのパーツテスト機ですもの(開き直り)。"キメラ"な感じを出すため、スリッパ(とmkⅡパーツ)は本体ブルーとは違う、インディーなブルーとしてみました。"違和感がマッチする"という、おかしな日本語が成立するといいなぁ、と思っています。パーツ機となったティターンズmkⅡが存在感を主張している感じだとおもしろいかなぁ、と思っています。(無残なmkⅡよ、成仏してね)
デカール
トリコロール、特に白のデカールはどんな色が合うのかな…というわけで初めてオレンジ系を使ってみました。もう一つのねらいとして、肩の01というマーキングが公式のままだとダサいなぁ、と思っていたので(自称)ポップ風になあれ、と願って取り組みました。
最後に
作りは相変わらず粗く、言い訳が多く、写真・文ともに相変わらずなお見苦しさですが、こんな"ストレンジなガンプラ"を脳内で想定し、否定するのでなく、立体として完成させたのは未知の世界を歩むドキドキさがとても面白かったし、このチャレンジから得られたことを、今後の人生に生かしていければいいなぁと思います(ちょっと大袈裟)。