1/144ヴァルヴレイヴⅤ火打羽をつくってみた

　なぜ今ヴァルヴレイヴⅤなのか。実はヴァルヴレイヴは放送当時にとても好きで、勢いで赤、緑、紫、赤のでかいの、とつくって、あとは大好きな黄、そして青…というところだったのですが、そこで模型を作れなくなってしまいました((+_+))。
　10年の大スランプを終え、作りかけていた模型をつくっているうちに、模型を作る楽しさと、10年の歳月で身についた"つまらないことをそれなりにこなす根気(生きるってしんどいなぁ苦笑)"を自分なりに身につけ、ヴァルヴレイヴⅢを完成させたら、"ヴァルヴレイヴはやっぱカッケー！"ということで、一番面倒くさそう(特に塗装)で、当時ワゴンセールでどれだけ見かけても唯一購入しなかった、ヴァルヴレイヴⅤも、ようやく作ってみようと思ったのでした。

チャンスを逃すと後悔する

　恋愛科学には、"三球三振女性"というのがあります。若い女性は相手から言い寄られるので、せっかくいい出会いがあっても、次にもっといい出会いがあるかも…と(バットも降らずに)見逃すうちに、婚期を逃す、というものです。
　ヴァルヴレイヴⅤのキットは、昔はいたるところにみられたので、今でも残っているだろう…と地元の中古屋さんを含むお店をまわりましたが、まったく存在せず、真っ青になりました( ﾟДﾟ)。10年の間に時代はすっかり変わっていて、今はガンプラ、プラモブームなんだ、ということが事実なのをようやく実感したのでした。
そこで妻に頼んで通販で探してもらい、ようやく手に入れたのでした。

追い詰められた

　もともとは明らかにマスキングが面倒な機体で、この機体だけはつくらない、と考えていたのですが…
・ヴァルヴレイヴはあとⅤだけ
・妻に頼んでようやく手に入れた
のに、つくらないわけにいかない…ということで、「この10年で地獄をみた経験を生かす(笑)」と決意して制作しました

マスキング

　見どころはマスキングです。これだけで６時間くらいかかりました。雑なうえにちょっとちょっと(？)省略するなど「10年の経験」とは一体何だったのか…という気はしますが、自分的にはこんなにマスキングしたのははじめてで(マスキングを剝がすだけでも30分以上はかかっています)、兎にも角にも"完成させた"ことがとても嬉しいです。

みなさんもヴァルヴレイヴはどうでしょうか

　私は情弱に属しており、ヴァルヴレイヴの評判については知らず、だからこそレッテルなしで鑑賞することができたためか、とても面白かったと思っています。
　そしてキット達も成形色のみだと厳しいなぁ、と見えるのですが、このキットはとても出来が良いと思います。私はこれまで本体が同じ一連のキットを計６体つくったのですが、飽きることもなく、つくる度に"かっこいいなぁ"と感心します。クリアパーツがふんだんにあり、武器も豊富で、立体映えもするかと思います。
今私の職場では、若者たちとのまさかの"ヴァルヴレイヴつながり"が発生しています。その若い人たちはパチスロから入ったようです。そんな一般の方との結びつきも広まるヴァルヴレイヴを、未見の方は、まずは動画を見ていただいてほしいなぁ、と思います。そしてもしハマったとしても、今なら通販で定価程度で手に入ります！