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<教育論>いきなり社会の厳しさにさらされる現代の子供たち

私は子供の頃、甘やかされて育てられました。

私自身は子供の頃、真面目系の無能だったので
怒られた経験もほとんどありません。

周りも私のことを無能だと自覚していたため、
私に何かを任せてくれる人間はいませんでした。

ある意味「無」の状態です。

何も成し遂げることなく、
高校卒業後に就職しましたが、
いきなり社会の厳しさにさらされて、
凄まじい苦痛を感じました。

会社で怒られ、
自分のダメさを実感し、
孤独を感じる。

これは誰が悪いわけではないのですが、
無責任なことだと思いませんか?

社会に出るためには、
学生時代までに最低限は獲得していないといけない
能力があって。

まず、「コミュニケーション能力」
これがないと社会では理不尽な叱責を受けることになります。
会社では情報の行き違いが命取りです。

そして、「ストレス耐性」
怒られた経験がない人が
ちょっとしたイラつきを見せられるだけでも、
いろいろ考え込んでしまって、
脳の中で増幅させてしまうんですね。
そして、強い不安感を感じてしまいます。

「これは甘えだろ!」と思われるかもしれませんが、
でも実際、子供の頃怒られたことがない人間って、
社会の愛の無い怒りに対して非常に脆くなるものなんです。

最近、学校の先生が生徒に対して、
なかなか怒れない世の中になってきているのと
子供の自主性みたいな教育方針も実は害だと思ってて。

これをやっちゃうと潜伏してる無能な子供が
世に放たれちゃうので、
ある意味、何もできない人間を作ってしまうことになると思います。

もちろん、勉強だけできたら良いわけでは無いと思います。

中途半端に自分は優秀だと思ってしまうのも問題ではあると思っていて、
高学歴ニートという種族も存在していて、
良い会社に就職したいけど、面接で落とされてしまい
ニートになってしまう。
プライドが高いので、アルバイトや中途半端な企業では満足できない。
そのまま50代になる子供もいます。

結局今の教育では社会に出た時に
また1から教育し直しみたいになってしまっています。

会社の先輩も教育者じゃないし、
教える時間も仕事しながらなので、
丁寧に教えたりできるわけがないんです。

だからこそ、
コミニュケーション能力やストレス耐性を
学生のうちに獲得し、
社会に出た時に感じる大きな苦痛や挫折に対して、
怒りで立ち向かえるようにしてほしいと願っています。

今の子供には怒りや強さが必要です。

そのために必要以上に過保護にしない。
ある程度の理不尽や苦痛を与えて、
これが社会の常識ということを
分からせないといけません。

理不尽や苦痛だけが社会の常識。

世界には悪というものが消えることはありません。
絶対に弱者を食い物にして得をしようとするものが現れます。

優しいだけではなく、強い子供に育てて欲しい。

そんなことを
弱いまま大人になってしまった俺は伝えたい。


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