600日後にUSCPAになる鹿 10ヶ月目
2022年1月からUSCPA、米国公認会計士の勉強を始めた。日々の思いや進捗度合いをリアルタイムログとして綴るツイート #600日後にUSCPAになる鹿 を見やすいように1ヶ月単位でまとめます。
後で世界のどこかの誰か1人くらいの役には立つかもしれないなあ、なんて考えて。
271日目〜300日目は監査未経験者にとっての鬼門、AUD受験前の追い込み。
「直前対策」って名前に引っ張られてFARの時は2週間くらい前まで温存してしまったので、AUDでは1ヶ月前には直前対策講義を終わらせるように改善。
無理ができるのも30代の今だけかなぁと。目を離せない乳児の時期を過ぎた今ならテキストに集中できる。
経理も監査も未経験なので、業界での英単語の使い方を日々学ぶ。こういうのがわかってると海外現法との会議とかで理解度が違うので、知ってると知らないとでは大違い。
模試のあと、適切に勉強すれば1週間で5点上がる理論を信じてるので1ヶ月前に66点ならOK。
復習は基本的に嫌い。コツコツやるのとか本当はすごく苦手。だから資格試験スタイルに挑戦して復習から逃げられない環境を作ってる。
USCPAって試験は変わっていて、ほぼ毎月合格発表があるのでタイムライン上で誰かが受かったり落ちたり。それを見てるだけで触発されるのでTwitterやる意味はある。
どのへんの論点を押さえておくと点数につながりそうか自覚できていそうな様子がツイートから伺える。
総額で100万円くらいかかる試験なので20代で出すのは辛かった。30代になったらお金は出せたけど家庭持ちなので1500時間の勉強時間捻出が課題に。挑戦するタイミングって本当に難しい。
FARの時よりもAUDでは解答解説の読み込みと深い理解が大事。コツコツ復習が苦手なタイプには苦痛。
本当に海外移住するかどうかはわからないけれど、将来そうしたいと思った時に資格は無いよりはあったほうが何かの足がかりになる気がして。根拠はないけれど、駐在員としてアメリカを経験して「なんの下駄も履かずに現地に行くこと」の厳しさはほんのちょっとわかるつもり。
資格を使って稼げるなら稼ぎたい。USCPAが直結するのは監査法人だけど、30代の自分のレンジだと未経験で監査法人に行くと逆に給与が下がるジレンマ。ただし長期で見ればその経験が生きるかもしれなくて、とグルグルずっと考えている。
食洗機は神。
毎日復習はもちろん効果的なんだけど、朝晩で半日おきに復習すると記憶の定着率がさらに良いなと、この頃から気づき始めてあとの2科目にも活きた。
知識量と摂取カロリーは比例する。仕方ない。勉強中は仕方ない。
朝5時起きが基本スタイルなので、寒くなってくると早起きが辛くなる。でも夜は残業だったり疲れでまともに勉強できないので朝やるしかない。
この年齢だと脳が新しいことを学ぶのを拒否するのかなと思っていたけれど、意外と大丈夫。でも視力は落ちたし肩こりがひどくなった。
USCPA4科目いずれもそうなんだけど、70点前後の実力の時が一番辛い。伸び悩む時期。
A校が提供するものはすべて活用していくスタイル。録画講義もそうだけど、出られる時はリアルタイムの問題演習教室にも参加。チャットで質問を投げたりしてた。
ハマる時間帯は人それぞれなので正解はないけれど、夜は海外現法とのWeb会議とか残業とかで勉強時間を確保しづらい。
自分の生活スタイルだとコンスタントに2−3時間やるなら始業前、さらに子供を送り出す前の5:00〜6:30だけは確保する必要があった。
子供の風邪は高確率で親にもうつるので、家の中でマスクをしていた時期。
冬を制するものが全国を制する!!
ツイートが一日飛んでる。試験前の追い込みで辛くなってきた時期だったんだろうと思う。
繁忙期ではない時期だったので、勇気を持って有給休暇取得。平日だけで必要な時間の確保はしきれないので仕事に折り合いをつけてなんとかやってた。
お布施=受験料。この頃は為替を考えると1回の受験に95,000くらいかかってた。落ちたらもう1回遊べるドン!なので地獄。
体質によるけれど、寝不足によって顕著に英語力が落ちるタイプなので仕事にもAUDの長文を読むのにも支障が。なので無理して徹夜勉強とかは絶対にしないようにしていた。夜会議がなければ21:00就寝。
やっぱりコツコツ系の論点をサボりがち。体系的に学ぶということはこういう地味な暗記を避けられないということ。
このツイートとこのnoteの意図は一緒。仕事や育児しながらUSCPA受験するって実際どんな感じ?という感覚が、あとに続く誰か1人だけにでも伝われば書いた甲斐がある。
重めの資格に取り組んでいると職場で公言すると、転職を考えているんじゃないかとか仕事で手を抜いてるんじゃないかとか痛くない腹を探られるのも面倒なので合格するまでは黙ってた。
直属の上司は理解ある人だけど、狭い社内ですぐに噂がひろがる気がしたので。
FARの時はお盆休みで追い込み。このAUDも直前に4連休で時間を作って追い込み。なんだかんだで直前の詰め込みは侮れない。
広義の「挑戦」はそれ自体に価値があると思う。ただ「資格試験」なら合格がすべてだと思っている派。
振り返ってこの記事を書いてる今なら思える。こんな画像作ってないでレポート文型の一つでも読み返せと、当時の自分に言いたい。
2022年8月にFARを突破して、その勢いで臨んだ2科目目のAUD。11月の受験直前までの30日分のツイートまとめでした。
次回、AUD受験とスコアリリース、そして恐怖の中弛み編へ。