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読書感想:ビジュアル・シンカーの脳: 「絵」で考える人々の世界
今回の話題、
読書感想:ビジュアル・シンカーの脳: 「絵」で考える人々の世界
今回のの読書感想ですが、
まず、内容は面白い内容でした。
ただ、結構、読み終えるのに苦戦しました。
非常に興味深い。
この本では思考には、
3タイプの思考方式がございます。
言語思考:入ってきた情報を文字情報に頼った思考法
物体視覚思考:具体的なイメージを操作し考える思考法
空間視覚思考:抽象的なパターンや概念で物事を捉え考える思考法
多様性と呼ばれる昨今でございますが、
こういった部分にも多様性は存在しているとは
思っていませんでした。
そりゃ、相手の脳がどういった思考を
しているなんてわかりませんから。
この本には、
大きく分けて2種類である
言語思考か視覚思考のどちらか判断できる
チェックリストが記載されております。
そのチェックリストで、
18問中、10問にチェックリストに該当すれば、
視覚思考:ビジュアルシンカーだそうです。
自分もやってみましたが、
まあ10問を軽く超えて
すべて該当する位チェックが
当てはまっておりました。
自分にも思い当たる節はあって、
とある教科でそこそこ点数も稼げて、
得意・不得意でわけるなら得意にわけることが
できていたのですが、
あるタイミングで、テストの形式が変化をした瞬間、
ぐんっと点数が落ち、
不得意よりになりつつありました。
しかし、またテストの形式は以前に戻ったさいには、
また得意な教科となっておりました。
その違いというのが
テストの結果が高い点数だった時は、
画像が入った形式の問題で、
テストの結果が低い点数だった時は、
文章にみの形式つくられた問題でした。
振り返るとテストの結果は、
まさに自分がビジュアルシンカーだなと
思ってしまいました。
自分が生活しているなかで、
おしゃべり上手いな、文章が早いなあと
思っている人が言語思考なのかなと思ったりします。
この本を読んで、みんな下記の流れだと思っておりました。
情報⇒イメージ⇒言語
でも言語思考の方は下記の流れだそうです。
情報⇒言語
それは言葉に説明するのは早いわ。
確かに言葉にするにしてもイメージに対し、
どの言葉を選ぶべきか、
適切なのかを非常に迷ってしまうこともあります。
それゆえになんでおしゃべりが
達者な人たちはどうしていたのかと
ずっと考えていたのですが、
当然、トークスキルなどあると思うのですが、
こういった根本が違うんだと納得しました。
とはいうもののグラデーションみたいなもので、
人は視覚思考・言語思考の両方を使っており、
どちらが優位かということだと思います。
で、この本を更に読み進めると
今の社会は言語思考優位に
設計されているとなっており、
確かに!と思いました。
色んな試験の場において、
言葉を用いないなんて
なかなかない話なので。
それこそ国語の視覚思考向けテストって
どんな形式のテストやねんと
ツッコミが入りそうなんで。
また、会社によっては昇進試験が、
プレゼンテーションだったりするところも、
存在するのでプレゼンテーションができる、
話ができるという点は嫌でも
お金を貰うにはそういったことが
必要なんだという点を考えても
言語優位は存在するなあと
思ったりします。
言語思考優位な世の中であるからこそ、
自分がどういった思考法しているか知り、
そのうえで、弱点を補強していくか、
長所を活かし活動するか
それぞれ重要な要素だと思います。