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映画感想:機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning
今日の作品
今日の話題は
映画感想:機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning
今回は最近話題のジークアクスを鑑賞してまいりました。そちらの感想を書いていきたいと思います。
まず、総評としてですが、面白いというのがまず前提としてあり、同時に話が非常に複雑。特に序盤の情報量は凄まじいことになっております。これを処理できるのが、「面白い・面白くない」の判断に影響を与えてしまうところはあるんだろうと感じます。また、カラーとサンライズがタックを組んだという点も大きな影響を与える部分かなと思います。
1.まさにシン・ガンダム
2.ガンダムを見ていると思えるもの
3.前半・後半で変わるテイスト
1.まさにシン・ガンダム
総評でも触れておりましたが、
今回はカラーとサンライズが組んで
制作をしております。
その為、庵野さんもこの作品に関与しております。
だからとしてではないですが、
全体的な印象として感じる点がございました。
まず、ガンダムという土台がありながら、
そこに庵野さんが関与した作品である
「エヴァンゲリオン」と「トップをねらえ!」が、
テイストとしてまぶされていきます。
モビルスーツや後編のパイロトスーツのデザインは、
エヴァンゲリオンのそれでございますが、
宇宙での戦闘はトップをねらえ!の
テイストで表現をされております。
ビームの薙ぎ払いは素晴らしい。
あと、デザインについて触れるならば、
ガンダムのビットがデカい。
まるでニューガンダムみたい。
2.ガンダムを見ていると思えるもの
1のポイントで触れましたが、
結構デザインがエヴァンゲリオンの
テイストが強くでております。
それでも鑑賞していてガンダムという
認識から反れることはありませんでした。
まずは、ザクの一つ目。
あのザクのデザインはボディの部分に
変更が加わっていても、
あの頭部があるだけでザクとして、
またザクのシリーズの一種として
認識できるのだと思います。
また、もう一点は音楽や音。
前編では1stのBGMや効果音が流れ、
自分をガンダムの世界へと
招かれていきます。
3.前半・後半で変わるテイスト
本作品、前半と後半があり、
そこでテイストが大きく変わります。
それは同時に昭和と令和でのアニメに
おける差を自分は感じました。
まずはキャラデザ。
昭和部分は男性キャラが、
渋いキャラデザ。
それゆえに凄く記憶に残る印象があります。
令和部分に関しては、
非常にスタイリッシュ。そして、スマート。
音楽も昭和と令和で差がありましたね。
昭和と令和で挟まれた平成ですが、
その要素がないかというとそうでもなく、
例えば昭和部分でいうと
先ほどふれたトップをねらえや
エヴァンゲリオンなどは平成要素で、
令和部分ではクランバトルは、
Gガンダムのガンダムファイトや、
通常時から解放時へのガンダム顔の変化は、
どこか平成に制作されたユニコーンを
思い浮かべます。
以上、3点ポイントをお話しましたが、
個人的にこのストーリー展開に対し、
この観点は意外だとおもいました。
それがジオン勝利の展開。
これまで、連邦勝利から続く宇宙世紀シリーズがあり、
宇宙世紀とは全く関係ないシリーズがある。
そういった中で新たな展開を映像にするというのは、
非常に頭を悩ませる部分のかなと思ったりします。
その中で、ゲームではありましたが、
アニメでは制作されていなかった
展開となっておりました。
戦闘がある作品において
敵側を中心描くのは
難しい部分があるのですが、
ガンダムにおいては、
過去の作品にも存在していて下地はあり、
作品自体もどちら悪で、正義かが
問われる作品なので成立するんだろうと思います。
それでもジオンが勝利しても
世界が楽になるわけではないというのは、
そりゃそうだなと思っていました。
以上、機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginningの作品紹介でした。