バリキャリへの憧れ
背筋を伸ばして、オフィスカジュアルに身を包み丁寧に施されたヘアメイクで颯爽と仕事に向かう女性に、20代後半になってもまだ憧れを持っている。
バリキャリ。
積極的にキャリアを積み、昇進・昇格していく女性のことを指すらしいが、
私は昇格・昇進を求めているわけではない。
ただ、カッコよく仕事をこなす女性になりたいのだ。
仕事量の増加・職場での対人関係などのストレスが積み重なってメンタルを壊し、「仕事に行きたくない」と泣いていた過去があるにもかかわらず。
仕事を辞めて「専業主婦」になったけど、
その後「夫の扶養内で働くパート主婦」にもなったけど、なんだかちがう。
病気になってそうならざるを得なかったけど本当は、何も変わらず働き続けたかった。
やりたい業界・職種への気持ちをまだ捨てきれずにいる。
結局のところ、ないものねだり。
フルタイムで、オフィスカジュアルに身を包んで働いていた頃は周りの結婚妊娠ラッシュに「私はこのままで良いんだろうか」と焦りを抱えていた。
結婚したらしたで、旧姓で仕事がしたいと思う。
パートで働きに出れば「〇曜日も出て欲しんだけどご主人は嫌がるかしら」「ウチは妊娠しても産休取ってもらって大丈夫、長く働き続けられるからね」と言われて、モヤモヤしてしまう。
夫の休みに合わせなくてもかまわないし、子育てをする予定は今のところない(これについてはただただ私が過剰になっているところはある)。
きっともう少し歳を重ねれば子供がいないことに対して・授かったとしたら子供に対しての葛藤や不安や悩みがずっとつきまとうんだろうな。
ここまで書いてふと、贅沢な悩みだと気付いた。
衣食住に困っているわけじゃないし、誰かを養わないといけないわけじゃないし、早急に働かないといけないこともない。
ただ、やりたい仕事じゃなきゃイヤ。
なんというワガママ。
でも良い。そうしないと続けられない。ライスワークだから何でもよいと割り切る度量はない。
まとまりのない話になってしまったけど、体調を整えつつできる範囲で、自分の望む働き方や職種・業界にいけないか模索していくつもり。
何よりもまず、すでに夏バテしつつある身体を整えるところからだ。
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