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【ロマンチック兄弟】「かえるの子」作詞:ムーニーカネトシ 作曲:Suno AI

「かえるの子」

ボクのことをわかってくれよ、と言ったって
あいつが見たのがボクのすべて
ここらでちょうど Thinking Time

かえるの子はかえる
それ以上何もない
かえるの子はかえる
いつも泥の中

おたまじゃくしも所詮はかえる
チロチロかわいくしっぽをふっても
すぐにかえるになっちまう

かえるの子はかえる
必死こいてゲコゲコ鳴いて
かえるの子はかえる
冬は凍えて春を待つ

もちろんあいつはかえるは嫌い

ムーニーカネトシ「かえるの子」

【解説】
高校時代に書いた詩です。

恋が始まったばかりの頃、人は無敵の万能感に包まれますが、悲しいかな、恋に破れ、終わろうとするとき、人は悲しい無力感に苛まれます。

恐らくかわいい女の子に恋に落ちて、自分が獅子か、鷹か、蛇にでもなったつもりだったのですが、気が付いてみると、自分は蛙だった(あるいは、自分が蛙だということを相手に見透かされていた)という悲しい恋の終わりを歌ってみました。

「Thinking Time」は、子どものころからテレビのクイズ番組でよく使われていました。
恋の始まりの、燃えるような盲目の状態から、ふと目が覚める瞬間。

「あ、ボク、カエルだった!」

・・・悲しい。

とはいえ、まぁ、いいじゃありませんか!
そんな失恋の経験を積み重ねることで、人は強くなっていくのだと思いますよ。

生物学的には冬眠するカエルが、「冬は凍えて春を待つ」と書いているところがロマンチック兄弟です。


Suno AIを知ってから、何度か挑戦してきたのですが、なかなか満足な曲ができませんでした。

いざ、曲にしようと思うと、すこしかわいらしい感じで、「童謡」っぽくしてみたり、逆にアレンジしまくった「FuturePOP」にしてみたりしましたが、なかなか決まりませんでした。

今回、JAZZカルテットと歌姫という構成を思いつき、プロンプトに「Vibraphone」を入れてみると・・・なかなかいい感じになったのではないかと思っております!

SunoAIは、電子音だけでなく、アコースティックでもこれだけの音を再現してくるのは、すごいと思います。
勝手に、「MJQのミルト・ジャクソンが宿った!」と思いましたが、もっとビブラフォンが前面に出てもいいかもしれません。

実はVREWでの映像編集を始めた初期、今から約2か月前に、AI音声とAIキャラクターでリーディングさせてみました。

まだ約2か月ですが、ボクのAI使いの進化が見えるかと思われますw

まぁ、なかなかこの味も悪くはないと思っております。
特に「凍えて冬を待つカエル」は気に入っており、AI画像等はほとんどをそのまま流用し、数枚とカエルJAZZバンドの画像を新たに加えました。






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