惜しむより課金を
あの店、美味しかったのになくなるなんて残念だな。
そんな想いを抱いた経験が一度はあることでしょう。
飲食店だけでなく、商店や、場合によってはスマートフォンのゲームのサービス終了もそうです。
なくなっておしいと思ったものに最後にお金を使ったのがいつだったか思い出せるでしょうか。
惜しまれながら店仕舞いする中には、後継者不在による場合もありますが、客足の減少も数多く含まれます。
記憶の中では常連でも、気付いたら訪問していないという人が増えてしまうことはよくあることです。
なくなって惜しむよりも、まずは日々の課金で維持することです。
自分一人が行っても変わらないと思うかもしれませんが、どのくらい訪問すると良いかを計算したことはあるでしょうか。
業態によって変わりますが、推測をすることはできます。
売上高は客単価×来客数で計算できます。
おおよその原価率と従業員数からザックリとした目標売上高が出せることでしょう。
来客数は商圏の人口を最大限として計算してみます。
商圏人口×対象顧客率×来店頻度×客単価=売上高となります。
何年も続いている店であれば既に目標を満たしているはずですから、最低限自分が何回来店すればいいのかの目安が分かります。
実態がわからないので計算に意味はない、と思うかもしれません。
確かにその通りですが、試しに計算してみること、気に入った店にどのくらい通うと良いのかを考えてみることは悪いことではないはずです。