言われたことをする正しさ
「言われた通りにやるので指示してください」
そんな受動的な発言をしたりされたりしたことはありませんか?
その結果、期待のいく結果になったでしょうか。
言われた通りにやってもうまくいかない、単純作業ならギリギリ大丈夫ですが、商品企画では間違いなく発生することです。
やって欲しいことが明確になっていない。
やって欲しいことは明確でも伝え方が正確ではない。
正確に伝えても正確に理解していない。
正確に理解してもその通りにできるとは限らない。
業務は人を介するほどに伝言ゲーム的な力学が働きます。
言った通りそのままに、という一見最も単純そうなことほど歪みやすいのです。
伝言ゲームとの違いは文脈が正しければ単語や言い回しが変わっても問題ないこと、つまり軸がぶれなければアウトプットの形態は問われないことです。
言われた通りという受動的な姿勢ではなく、聞いたことを状況に応じて自分なりに解釈して、速やかにラフなアウトプットをして確認するという流れがベストです。
言われた通りにやります、そう言えるほどあなたは完全なインプットとアウトプットができるでしょうか。
そしてそれがどれだけ完璧であっても、あなたのスキルの向上には繋がらないのです。