candy rainy sunny
久しぶりに短編を書きました。
ノベマの短編コンテストにて、イラストから派生させた物語ですが、なかなか気に入っています。久しぶりに書いたのもあるけれど、やっぱり自分の文章がすきだなとおもったので、備忘録として。
▷candy rainy sunny
https://novema.jp/book/n1731157
いちばん気に入っているのは、タイトルと章タイトルがリンクしているところ。わたし、こういう仕掛けをつくるのが、昔からだいすき。
そして、今回なんとなくいい単語がないかな〜と調べていた時に出会った英語が素敵だったのです。
“eye candy” 見惚れる、目の保養、そんな類のことを意味するらしい。なんてかわいらしい。
タイトルも章タイトルも、お話を書き終えてから付け足したのだけれど、我ながらマッチしすぎているんじゃない? と自画自賛したりして。
《英》
eye candy
sun shower
sunny day
《訳》
見惚れる
狐の嫁入り
晴日
うん、すごく、上出来だ。
お題のイラストは最後のシーンにて。ここが書きたかったから前置きが長くなってしまったけれど、まあそれはそれで、よかったりする。
そして、なによりも、だいすきな作家さんが、ひっそり読んでくれていたことがうれしかった。わたし、小説を書いていない間もずっと、あなたの文章だけは追っていて、いつも救われていました。やさしくて、まるくて、時々鋭くて、全部わたしに刺さる。ことばの選び方も、並べ方も、いとおしくて仕方ない。後にも先にもきっと、こんなに好きな文章を生み出してくれるのはあなただけだと思います。
ね、ここで、ひっそりラブレター。
ちなみにね、わたしのいちばん好きな英字は、y です。書くときにスラッとかけるのが気持ちいいから。
ところで、七瀬月という名前、そろそろ変えたいのだけど、さすがにもう変えるのはだめだよね。野々原の方が若干しっくりくるのはわたしだけでしょうか。
最近は、洋梨、に変更したいんだけど、至って真面目です。本当だよ。