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漫画「夢印-MUJIRUSHI-」感想(完結作品を語る! #349)
「夢印-MUJIRUSHI-」(浦沢直樹)
連載期間 2017年~2018年(ビッグコミックオリジナ
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「夢印-MUJIRUSHI-」は、
「YAWARA」「20世紀少年」などでお馴染みの浦沢先生の全一巻の作品。ネカフェで読みました。
ルーヴル美術館との共同プロジェクトのようです。
登場人物。
人がよく、工場で無駄な物を大量に作ってしまい借金を抱え、妻に逃げられた男と、冷静で頭のいい娘。
この二人を中心に話は進みます。
謎のマーク「夢の印」とマリアというカラスに導かれ、日本のどこか「フランス研究所」という場所に辿り着きます。
そこには「おそ松くん」に登場するイヤミのように語尾がザンスの、誇大妄想家でグレーな感じのおじさんがいます。
そこで所長であるイヤミのような男に、とある仕事を依頼され父と娘はフランスへと。
フランスではキョーコという謎の日本人の存在が随所にあらわれます。
フランスで知り合った人達と準備期間を経て、ルーヴル美術館でとある作戦をするわけですが、さてどうなるか?と。
あの、
村上春樹、村上先生の小説って長編と短編で別々の魅力があると感じてるんですが、今作を読んで浦沢先生においても同じように感じました!
ということで、
浦沢先生の作品が好きな人に、ルーヴル美術館が好きな人に、
少し長い夢を見せられているような話と聞いて気になる人にもオススメです!
・終わり方について
予定通りにはいかないものの結果的に無駄だと思っていたマスクは売れまくり、借金問題もなくなり妻も戻ってきます。
そして、
世界各地を飛ぶ鳥、そして日本のどこか、マークがついた電柱の近くでシェーという声が聞こえてくる中、物語は終わります。
イヤミのような男とキョーコも展開の為に使われるだけの捨てキャラではなかったのも含め、読後感は良いです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「夢印-MUJIRUSHI-」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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