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漫画「ぼくは麻理のなか」感想(完結作品を語る! #446)
「ぼくは麻理のなか」(押見修造)
連載期間 2012年~2016年(漫画アクション)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「ぼくは麻理のなか」は、大学進学で上京したもののドロップアウトしひきこもりの日々の21歳の主人公の小森が、片思い中の女子高生の麻理の体で目覚めるという話。
全9巻。LINEマンガで途中まで無料で読めます!続きはネカフェで読みました!
話を戻して、
その女子高生ヒロインは可愛くて一軍女子のようでいて、裏もあるようです。
そして、
ヒロインに憧れていた女の子の依と、なぜか存在する 麻理に関する記憶だけ食い違う主人公みたいな人、この三人というか四人が絡み合って話は展開していきます!
押見先生らしく相も変わらず思春期爆発な話で、そういうのが好きかどうかで読むか読まないか決めるのがいいかと!
まぁ、
ちょっとエッチだったりもするので男子中学生とかは読むなと言っても読んでしまう吸引力があるかもです!(笑)
逆に、
絵とか展開がどれだけのものでも見てられないという人もいると思います。
ちなみに、私は好きです!
ふと、
映画「桐島、部活やめるってよ」を想起したりもしました。
参考にどうぞ。
…終盤、
重くなるというか、ヒロインの幼少期の苦悩が描かれたり、押見先生お得意の心象風景的な場面が出てきたりします。
さらに終盤、
小森の実家に行き日記を見たことで…。さて、どうなるか?と。
ということで、
実写ドラマ版だけ見て原作を読んでいない人に、押見先生の世界観が好きな人に、
別の性別に生まれ変わりたいというような妄想を繰り広げてる人にもオススメです!?
・終わり方について(ネタバレなど気にする人は読後に確認してください)
麻理の中の小森は麻理がつくったものだとわかります。別人格みたいなものですね!
麻里自体が幼少期に強引に名前を変えられたことで自分が分裂したような・アイデンティティクライシスみたいなことになってもいて…。
つまり、
冒頭で小森が麻理を「コンビニの天使」とか思ったりしている部分は、信頼できない語り手であった麻理の想像の産物だったわけです!
そして、麻理の人格が統合したようになり改めて依とは仲良くしていくことになり、その他の関係者も成長し落ち着くところに落ち着きます。
最後は、
ヒロインというか主人公が歩いていると「麻理さん」と呼びかけられるという、物語としてまとまりのいい綺麗な終わり方です!
エロ描写がなければ万人に薦めやすい押見先生の作品ですね!
それなりに面白かったです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「ぼくは麻理のなか」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
※「無料で読めます」などは私が読んだ時点の話です。そして、「無料」といってもCMなどを見てポイントを貯めてそれを使う必要があったりもします。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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