漫画「ノイズ【noise】」感想(完結作品を語る! #254)
「ノイズ【noise】」(筒井哲也)
連載期間 2017年~2020年(グランドジャンプ)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「ノイズ【noise】」は、
「予告犯」が短くて名作だったので同じ先生の作品ということで読んだんですがやはり面白いです!
ヤンジャン!というアプリで全3巻分を全話読みました。
田舎の村にサイコな元殺人犯が現れて、という話。
リアリティがあってスリリングで引き込まれるんですよね~。
もちろん粗探しをしようと思えば出来ないことはないんですが、気にせず読み進められるのは絵だったり細かい部分で冷めさせていないからでしょう!
あと、
弾かれている人を見ると村社会苦手だわ~と思う私ですが、主人公がこの村社会のある意味中心にいるので今作ではそれはなかったです。
むしろ守られている感じというか…。
終わり方について。
法を犯した者は罪を償わなくてはならないという倫理的には納得なんですが、私は人の為に法があると思うタイプなのでちょっと微妙でしたね~。
つまり、主人公を捕まえて誰が幸せになるのか?主人公が生きることで新たな犯罪が生まれるというのか?ということを考えました。
殺人を犯しても一切反省もせず悪いとも思っていない人がいる・いたわけで、そういう人に対してはこれから何が出来るのか、それを刑事側で表現してほしかったですね!
今書いた以上にもっと色々頭の中でグルグル考えているので、そういう部分も含め今作も読めてよかったです!
ということで、
罪と罰についてよく考えている人、クライムサスペンスものが好きな人、
映画版だけ見てこの原作マンガを読んでない人にもオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「ノイズ【noise】」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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