143日目 組織の機能を分解してみると
大企業の組織には歴史があり、集約されたり、合併されたり、分離されたり、部が変わったり、別会社に移管されたりとざまざまな歴史があります。
私の課も私が生まれる前から存在していた課でかなりの歴史のある課です。
途中で本流でない人が課長になってしまうと、本流でない人たち側の人材で後継が形成されて、組織が崩壊していく可能性が高いです。
政権交代しても、支流の人たちではうまく運営できずに、政権が戻ってしまうことあると思います。
組織が合併した時は、いいとこ取りみないな発想で組織を再構築しがちですが、うまく行きません。
必ず、主従関係を明確にして、主に合わせていくことが重要です。
組織が合併する時は、両方の機能がいるから合併するのではなく、吸収される側の組織が不要だから、合併させているはずです。
組織を改めて分解してみて、いらなくなった機能が残っていれば、消しておく方が綺麗なビジョンやプロセスを描きやすくなります。