31日目 断る仕事を作らない
課長になって最初の月が終わります。
次回からは月初のルーチン業務などは、初めてではなく、2回目になります。
課長1ヶ月目の最後の日は「断る仕事を作らない」と言う話をしたいと思います。
仕事の依頼があった時に、その依頼を請ける、請けないの話はどこでもある話です。
美味しそうな話は、大抵、毒まんじゅうです。
なので、毒が入ってないか調べる必要があります。
また、まんじゅうが好きではないこともあります。
大企業は機能が細分化されているため、仕事を始めるとなると、色々な課の人が登場します。
「関連の1番強い課が音頭をとって、リードしていく!」というのが理想ですが、現実は「やってもいいけど、誰か毒が入ってないか確認してくれないかなぁ」と待ち受けしている人ばかりです。
毒が入っていたときに、「自分たちが悪いわけではない」と言える解毒剤をひたすら処方し合っているというのが実体であることが多いです。
特に、短期での依頼など、毒性が強うそうに見える仕事に対してはこの傾向が強く出ます。
仕事を選んでいる組織は、知識量の増加率が低いので、腐敗していきます。
なので、忙しくても「頼まれた仕事は断らない。」というスタンスで取り組むべきです。
忙しいからできないと言いたくないからかわかりませんが、「出来ますが、着手できるのは来年から」みたいな回答されるケースもあるので、「それは出来ないって言うんだよ!」とハリセンで突っ込みを入れてあげる必要がある場合もあります。
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