走馬灯の1カットにでも。
サンマルクカフェでチョコクロを頬張りながら、最終回を見て泣いた。その最終回の台詞が心に残った。
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走馬灯をみるとしたら、何シーン何カットで構成されているんだろう。人によって違うのかもしれない。
そもそも見るのかもわからないけど。
小学校で金魚のフンのようにくっついていた友達がいた。ずっとおばあちゃんになるまで仲良くしているんだと思っていたけど、最近は連絡をとることもない。インスタに流れてくる投稿で生存を確認しているくらい。
段々と歳を重ねれば重ねるほどそういう関係性は増えていくんだろうな、と察するようになった。
寂しいと思う。でも環境が変われば身近にいる人と関係が深まるもので、お互いが関係を保とうとしなければ疎遠になるのは自然かもしれない。
ずっと寂しいと思っていたけど、上の台詞を聞いて、納得した。ずっと仲良くしていなくても、その人から何かしらの影響を与えられたこと、出会って人生の一時期を共に過ごしたという事実は紛れもなく残るものなんだなと。みんながみんな程度は違うとしても運命の人だということ。
今仲良くしてくれている友達の中で、たとえ人生の途中で疎遠になってしまう人がいても(ならないのが嬉しいけど)、走馬灯で一瞬登場させてくれたら幸せだなあと思う。
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