自分の声を聴くということ。
わたしはずっと、自分の声を聞かずに
親の声、他人の声、世間の声を聞いて生きていました。
わたしは、わたしに声を聞いてほしくて、
ときには、カラダの不調となってわたしに知らせてくれたり、
心の病となって、わたしにメッセージを投げかけていました。
初めは、小さな声で優しく気づいて欲しいと
その小さなわたしは、そっとささやくように
わたしにメッセージを送っていました。
でも、それにわたしは気が付かずに
いつもいつも内側の声ではなく、
外の声ばかりが気になり、
外の声周りの声が求める行動をし、
周りにいい顔ばかり。
小さなわたしは、声が届かないと
もっともっと大きなメッセージを送ります。
それは違うよ!それはあなたが望んでいることじゃないよと。
そうしていくうちは、わたしはほんとうにわたしが望んでいることが
なんなのか、自分は何が好きか、嫌いか、
最後には、何か2つのものをど選択することすらできなくなっていました。
小さな声は、それでもわたしが気がつくまで
わたしを見放さずにいてくれました。
わたしが振り向くまで、ずっとずっとです。
友達は嫌になったら、バイバイできるけど、
自分はどんなに自分のことを嫌いになっても
さよならできません。
自分のことを一番理解してあげれるのは自分です。
こんなに一番近くにいるわたしがわたしのことを理解してあげなくて
誰がわたしをわかってあげれるのでしょう。
わたしはずっと自分のことが嫌いでした。
嫌いで嫌いで、自分をずっと責めて、いじめていました。
他人ではなく自分がです。
本当は一番近くにいて、わたしのことを一番大切に思ってくれている自分をまずは、受け入れ、理解し、優しく寄り添い、その小さな声に耳を傾けてあげることからはじめてみよう。
何がほんとに好きなのか、好きじゃないか、本当は何がしたいのかがわかってくると、自分の色で自分のリズムで歩きだすことが、きっとできるはずだから。
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