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必要なものに、ちゃんと出会えるようになっている

むうです。
前回の続き


チケットを取り、
私は長野に向かった。

到着したのは10時頃。
まずは長野県立美術館へ向かう予定だったが
なぜか先に、善光寺というお寺に向かうことにした。

どこを回るとか
見所とか、全くリサーチをしていない。

当日案内地図を見て、
気になったところへ足を運んだ。

ふらふらと見て回った後、
なんとなく惹かれ、
善光寺史料館へ行ってみた。

そこには仏像がズラっと置かれていて、
「あれ、ここあんまりだったかしら」と
一瞬よぎったが
絵も飾ってあることに気がつく。

よくみると
千住博の絵だった。

驚いた。
数日前に見た春夏秋冬シリーズがあったのだ。
「また会えたね」と
嬉しい気持ちになった。


そして、ふと目線を横にやると
その隣には彼女の絵が。

一番見たかった近年の作品で、
ライブペイントの絵だった。

そんなこと、
パンフレットにもHPにも載っていない。
思わず

「えーー!?!?」


と、声を出してしまった。
周りにいたお客さんもびっくりだ。


数年前に善光寺でライブペイントを行い、
展覧会もあったそう。
それも後に調べて知った。

色鮮やかで力強い。
絵は3枚に分かれていて、
両端には珍獣、真ん中はエネルギーの高い
人間か、自然か、大いなる存在か。

その中央に、のようなものがいる。


「皆神様であり、創造主」
そんな感じがした。


ー こんなこと、あるんだろうか ー

「千住博の雲龍が、
この絵を引き合わせてくれたんだ。」

そう思った。

「私はやっぱり、行かなくてはいけない」

その声に抵抗しながらも、従ってみた。
自分の感じたものを信じるということの本質を
教えてもらった気がした。

その後、美術館に向かい、
小松さんの絵を見に行った。

長野県立美術館。外観もカッコよかった。



作品名は「灯し続け、歩き続け」


この絵について小松さんは

「私がこの絵に込めた想い、
人の魂の輝きが、どの時代でも劣ることなく
輝き続けるということです。」


と語っている。
私もそう願っている。

そして必要な人に伝えたいと
改めて思った。


私はやっぱり、行かなくてはいけなかった。


自分を信じれたよ。
いろんな存在が
ここに連れてきてくれたと思う。



導いてくれて、本当にありがとう。


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