197「詩」メリークリスマス
中学生だった頃
夢を見た
深い暗闇に
眩しい一筋の光が射している
光が凍った重荷を溶かしていく
翌日
幼かった頃通っていた教会の門をたたいた。
キリストは光です
神父様の言葉
昨日の夢が蘇った
蝋燭に炎を灯す
一本目
希望を持ち続けてと火を灯す
二本目
争いのあるところに平和と唱えながら
三本目
羊飼いたちの喜びと共に
社会の底辺にいる人々に真っ先に
救い主の誕生を知らせた
神さまの思いに
火を灯す
暗闇の中で真っ直ぐな炎が天に伸びている
四本目
もうすぐご降誕
メリークリスマス
この日は
世界中の人々が幸せでありますように