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moochi
2020年3月26日 16:07
5座目ピットシューベルト氏の手による「続」編である。引き続き、生死の境界線上のお話しばかりです。題名に偽りないです。冒頭ではストック使おうなとか、崖の上の柵に注意やでみたいな割と取っ付きやすい感じなんですが、だんだんとディープになっていきます。もうね、怖い。テープスリングを結ぶんじゃなくて、ソウンスリングが使われる事になった経緯とかね。ま、テープってツルっとしてますしあるかもね、、
2020年3月18日 11:11
4座目ピット・シューベルト著山と渓谷社安全と思われているものに脆さが潜んでいる。そして何気ない行為で人は簡単に死んでしまう。そんな事例が集められています。1961年のモンブランでのフランス隊とイタリア隊の気象遭難とか怖いですが、ボナッティがなんだか爽やか。クライミングのギアですとか、技術がどういう事件事故があって今の形になったかを豊富な写真で力づくで分からせてくれます。めっちゃ怖
2020年3月17日 06:07
3座目笹倉孝昭さんの本です。凄くちゃんとしてます。登山関連のマニュアル本てなんだかフワフワしてるものが多い印象なんですけど、この本はちゃいます。日本の近代登山は神戸からはじまり、その正統は笹倉さんに受け継がれているということですな。そう読みとりました。しかと。天才肌の人が雰囲気で書いた本と違い。コレどうするんだろう悩みがちなところが的確に記述されています。ていうか笹倉さんが天才。
2020年3月16日 12:58
2座目井上靖の山をめぐる小説である。ナイロンザイル事件を題材としつつも、山男の友情、豪放磊落な上司、人妻、老境の科学者など盛りだくさんな内容で、なんやかんやあって主人公は最期に「シズカナリカギリナクシズカナリ」と書き残して滝谷で失命するという物語である。私は今まで、氷壁を4回くらい読んでいる。一回目は中学生の頃だ。井上靖の「あすなろ」だか何かを読んだ後に続けて読んだが、ちょっと
2020年3月15日 12:33
1座目100名山はムリでも、どんな山でいいと言うルールなら100個くらいの山はすぐに登れるのではないかと思った。しかし、いかなる山であっても百座を登るということは非常に骨が折れることである。けしてたとえ話でなく。現実に私の仙骨は今も疼いている。全然登っていないのに。なので、なんでも100座は暫くおいて、山の本について100冊を目標にしてブログを書いてみたい。1座目は、深田久弥の「日本百