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怒りの哲学と脳科学
なんでこうイライラしちゃうかなぁ、というのが悩み、と呼ぶほどでもない私のもやもやです。
電車でたくさん人がいるのに詰めてくれなかったり、バスが時間通りに来なかったり、定時直前に仕事を渡されたり、些細なイライラのせいで不快感というか無駄なエネルギーというか、そういうものが使われている気がする。
このイライラさえなければ穏やかに過ごせるのに。
それじゃあなんでこうイライラするのかっていうのを色々模索してみた。
アドラー心理学的にいうと、「目的」のために怒りを捏造している、というそう。
どういうことだってなるよね。私もそうだった。
例えば、喫茶店でウェイターにコーヒーをかけられて服が汚れてしまった。そして、怒りのままに大声でウェイターを怒鳴りつけた。
とすると、「コーヒーをかけられた」から怒りの感情か湧いたのではなく、「店員を怒鳴る」ために怒りの感情を利用した。
いやでもなんだかなぁ、と私は読みながら思っていた。
怒りのままに行動することってほとんどない。例えコーヒーをかけられたとしても、「気にしないで下さい」とニコニコと誤魔化す自身がある。高い服を着ていたとしても、相手が言わない限りクリーニング代を請求できる気がしないし、クリーニング代を払うと言われても頷けるか微妙なところだ。逆恨みも怖いし、なぜか申し訳ない気持ちも出てくるし。
じゃあ怒りって無駄じゃない??
でもなんで「目的」のために捏造する、という結論になってるのかというと、怒りはコントロールできるからだ。怒りのままに殺人はしないし、相手だって選ぶ。だからこそ、目的があって使い分けているのだから、目的のために感情を利用している、みたいな話だったと思う。いやまぁうまく理解せずに読んだから解釈間違っているかもだけど。
でも残るこのモヤモヤ。多分女性っていう立場も大きいんだと思う。だって弱いから。誰かに怒りをぶつける時のデメリットは男性よりも大きい気がしてる。
そんなことを思っていたけれど、脳科学の本を読んでいる時に「怒り」は生命存続のために必要であった。というのを読んで突然ふに落ちた。
不利益が生じたことによってそれを「怒り」の感情によって相手を説得することでより良い生活を送れるようにした。と。
原始的に考えると怒りの感情がなければ、テリトリーを侵略されてもそのままだし、全部誰かの言いなりになってもおかしくないし。
確かに、目的のために怒りを使っているのかもしれない。
それに、怒りの感情が生まれると戦うためにドーパミンやらアドレナリンなんかも出始めて興奮状態になる。
な、なるほどね。
人間以外の生物だって怒ったりしてるんだから、もっと原始的に考えたら分かりやすかったんだな。
怒りのコントロール、と言えば単純に扁桃脳から生まれる怒りの感情を、前頭前野と呼ばれる部分で制御している。
だから、確かにコントロールすることはできる。怒りと理性の部分は異なる場所から発生して止めているだけ。
まぁただ現代では集団で行動できるようになって長いし、知識や考え方も共有しやすい環境にあるから、怒りって絶対必要なものでは無くなったよね、とあった。
いやまぁだから仕方ないよね、ていう話なんだけど、どうしてかって分かると少し心が落ちつきますよね。
でももうちょっと具体的にそもそも怒りをなんとかしたい、と思っていると、感情のコントロールにはセロトニンが重要、というのを見つけました。
セロトニン:神経伝等物質ドーパミンやノルアドレナリンを制御して精神を安定させる働きがある
と厚生労働省の健康情報サイトに書かれてた。
精神安定させて、イライラなんかも防止してくれる。のでセロトニンの分泌を促しましょう、という話。
じゃあどうやってセロトニンの分泌を促すのかというと、必要なのは日光。それで推奨されてるのが朝散歩、みたい。
書いてるものによって違うけど、基本的に朝起きて30-60分以内にできれば15-30分(5分でも効果あり)早足でリズムよく散歩すること、とある。
眠気は太陽の光を浴びて体内時計がリセットされてから15-16時間後に出るそうなので、睡眠においても大事そうですよね。
リズムよく、ていうのはリズム運動もまたセロトニンの分泌を促しているから。
私の場合前は平日の仕事に行く過程で地上は30秒位しか歩かないし、職場から一歩も外に出ることはない上に日の光も当たらない、運動もほぼしない、という環境にいたのでそりゃまぁイライラもするかもしれない、と思って今は朝散歩も運動も始めてみた。
穏やかな人目指します。