編集思考は「思考の檻」を破壊する考え方
元書店店長
本で学んだ知識を行動にうつしたら人生好転した読書イケメンのようちゃんです。
本を通して著者、読者、書店をつなぐ架け橋を目指し日々活動をしています。
はじめに
この本は、「思考の檻」に囚われてしまっている人。思考の檻とは、親や会社や友人や世間が敷いたレールに縛られすぎて、自分の頭と心が自由に動かない人、そんな人に読んでほしい本です。
そのような人たちは「こうあらねばならない」という固定観念が「思考停止」「感情停止」「行動停止」を併発しています。
「こうあらねばならない」という固定観念をもった人は本当に多いと思います。少しでもドキッとした人よりも、俺は大丈夫かなと思っている人の方が危険です。
この本を読んで、編集思考をという武器を手にして、少しでも自分の素材を活かして突き進んでいける人を目指しましょう!
では中身にはいっていきます!レッツゴー!!
編集思考とはなんぞや?美味しいの?
編集思考は覚えるまでは、美味しくないかもですが覚えるときっと美味しいものになると思います。
そもそも編集ってなんだろう?
思い浮かべるのは、本やテレビの編集がイメージが沸くのではないでしょうか?1つのものを作り上げる人?バラバラのものを繋げていく人?など人によって想像するものは違うけど内容は似ているのではないでしょうか?
では4ステップはどんなことなのか詳しくみていきましょう。
【セレクト(選ぶ)】
4ステップの1つ目はセレクト(選ぶ)です。さらにポイントは3つあります。
いいところだけを見て、惚れ抜く
直感をダブルチェックする
両極に振る
1.これは他の人が気づいていない、本人すら気づいていない「未開拓のいいところ」に気づけると価値は高まります。「いいところ」を見つけるスキルを高める方法として「好き嫌いの軸をしっかり持つこと」「好きになったら、とことんのめり込むこと」
みなさん好き嫌いの軸を持っていますか?このnoteを読んだら改めて自分の軸を見つめてみてください。そして教えてください!
2.惚れたという「直感」が正しいかを、丁寧に検証していくことです。
1つは会話から、会話には人間の瞬発力、センス、人間性、知性が凝縮されています。2つ目は日々の習慣になります。挨拶の仕方、服装、言葉つかい、自意識の出し方、自分より弱い人に対する態度、失敗したときや耳が痛い事を言われたときの反応などに意識していきましょう。
3.両極に振るは一方では自分と共通性が高く、距離を近づけやすいタイプのものを取る。もう一方では、自分とはほとんど共有するものはないものをあえて取りに行きます
【コネクト(つなげる)】
2つ目はコネクト(つなげる)です。
いい素材があってもそれをうまく調理をしないと、素材のよさを引き出せません。みなさんの周りにもいい素材あるのにもったいないなーって思う人、逆にこの素材でここまでできるんかい、すごっ!と思う人もいるわけです。
つなげるにも3つあります
「古いもの」と「新しいもの」をつなげる
「縦への深掘り」と「横展開」でつなげる
文化的摩擦が大きいもの同士をつなげる
【プロモート(届ける)】
3つ目はプロモート(届ける)です。たまに会う人の中で、プロモーターと名刺に書いてあるとうわっ!かっこいいと思ってしまいます。私も名刺に付け加えてみたいタイトルです。
プロモートとは、適切なものを、適切な対象に、適切なタイミングで届けないといけない。現代のように情報やモノがあふれる時代には、どう対象のよさを引き出して届けるかが、より重要になってくる。
その中で意識をしたいことが3つあります。それが3つのTです。
Timeline(時間軸)
Thought(思想)
Truth(真実)
私はその中でもTimeline(時間軸)を中心に紐解きます。
なぜか?それは、私の中でも時間軸をすごく意識をしているからです。
私の例であげると、本を届けることをしているのですが、タイミングで本当に伝わり方が大きく変わってきます。人は日常を通してスキル形成をしています。なので届けるタイミング次第で学びの変化の上限もおおきく変わってきます。
また、いまは情報量が激増しているため、集中砲火で尖らないと「そもそも知ってもらえない」という事情があります。ただ、あまり熱狂を作りすぎると飽きもきます。熱狂したものは冷めるのも早く、消費されやすくなってしまいます。
【エンゲージ(深める)】
最後の4つ目はエンゲージ(深める)です。選んで、つなげて、届けて、それをもっと深めていく。
届けるのは終わりではなく、あくまでも始まりです。届けたあとに、どういう関係を築いていくかが重要になります。
エンゲージメントの時代は一貫性が問われます。そこには信頼と共感が大切なキーワードになります。
現代は変化が激しいので、戦術や戦略は臨機応変に変えていかなければいけません。変化が激しいからこそ、日々の行動の基準となる思想や哲学の一貫性がこれまで以上に問われるのです。
また、リアルでの活動は例えるとすると畑を耕すのに似ています。土を耕して、種をまいて、肥料をまいて、日々、虫がつかないようにケアして収穫をして、出荷してというサイクルを繰り返していきます。時間がかかります。
「深める」で私がすごくうまいと感じるのは、キングコングの西野さんはすごく上手いなと思います。本当に時間がかかることをコツコツコツコツ実践してきていると思います。時には周りの強烈な虫からも負けずにケアをして取り組んできた結果がいまの結果なのかなと思います。
続ければ続けるほど、土地は豊かになる。いい作物が育ってくる。さまにその典型的な例なのではないでしょうか?
さいごに
編集思考をオススメする点は歳を重ねるほど高められる点だと思います。
知性には大きく分けると流動性知能と結晶性知能があります。
⚫️流動性知能とは・・・新しい環境に適応するために、情報を獲得し、処理をしていく力のことです。
直感力、法則を発見する力、図形の処理能力などが主で、10歳代後半から20歳代前半に大きく成長します。
⚫️結晶性知能とは・・・言語、理解力、洞察力、想像力、内省力、自省力、批評能力、コミュニケーション力など20歳代以降でも上昇していくことができます。
編集思考をもち成長とともに高めていきながら、これからの世の中に必要な力をつけていきましょう。
ぜひ、みなさんも読んでみてください。そして感想のシェア会など一緒にできたらすごく嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もし自分がこの本で何かをするとしたら
編集思考を鍛えるワークの開催
セレクト、コレクト、プロモートの練習
やはり、このような本ではワークというものが1番自分自身のためのアウトプットに最適です。
特に2番目に書いたセレクト、コレクト、プロモートの深掘りはやりたい。「自分自身の強みを活かした」というのが大切で、自分自身の本当の強みを理解している人が本当に少ないと感じます。だから自分というものを正しくひきだせていない。すごくもったいないです。
まずは自分の得意(〇〇✖️〇〇もしくは〇〇✖️〇〇✖️〇〇)を最低20個ほど考える。まずはセレクトを深掘りしていく
私の場合ですと
本×読者×コミュニティ
本×書店×イベント
本×読者×イベント
本×企業×学び
本×動画×学び
本×動画×紹介
などなど・・・。そのあとにコレクトとプロモートを深めるワークをしていきます。その中でプロモート(届ける)をするなかでエンゲージを高めていく。
そのようなワークを考えています。もし私のnoteを読んでいただきワークが気になりましたら一緒に初めてみませんか?
ご連絡お待ちしております。