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【ワインエキスパート・ソムリエ試験】二次試験本番に向けての心構え

一番大事なのは自分の型を作り、本番想定講座の時からそれを繰り返すということです。型を作らずに試験を迎えるのもダメですが、一番ダメなのは、本番になって、いつもと違うことをやることです。

僕の作業の型

赤から始める。白は香りでに大きく影響を受け、温度が上がってこないと取れない香りがあるから。

いきなり選択肢をマークするのではなく、選択肢の紙の左欄外に1アイテム目の選択肢の数字を書き、2アイテム目の選択肢を右の欄外に書き、赤が終わったら、マークシートに転記。その後、白も同様に行う。

マークシート専用のシャーペンを用意して、それを使う。

僕の時間の型

赤2アイテム15分を目安。20分の合図を超えてはいけない。白2アイテム15分を目安。40分の合図を超えてはいけない。5分でその他のお酒。5分でマークミスをしていないかチェック。

選択肢選びのポリシー

選択肢や選択肢数が変わることがあるので、落ち着いて対応する

中間点を狙う。品種特性香は、選んでも一つ

これと思った品種があったとしても、第二候補、第三候補まで考えて、それが否定できるか考え、万一、その品種であっても大外ししないように選ぶ。

香りは騙すけど、味わいは騙さないので、香りに振り回されないようにする。
外観は、澄んで輝きのあるに決めておく。そこで迷って時間を食うのは無駄。
ビンテージは当たらないので、白は-2年。赤は-3年。テンプラニーニョの時は-5年。

生産国に迷ったらフランスを優先。

驚きの体験談

ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざを読んでいて、衝撃的な体験談がありましたので、紹介します。

試験の直前に出産したので、テイスティングは諦めていて、まったく対策をせずに受験した方の受験体験記です。

「淡い白なら、甲州、濃い白ならシャルドネ、淡い赤ならPN、濃い赤ならCSと決めて、典型的な解答を覚えて、その通りに書いた。生産国はすべてフランスとし、その他のお酒は、なめたら、ちょっと甘かったので、ラムを選んだ。絶対不合格だと思っていたけど、合格していた。」

おすすめするわけではありませんが、中途半端に勉強して、隘路に入り込んだ身には、身に染みる言葉です。

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