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【ワインエキスパート・ソムリエ試験】一次試験までの勉強の振り返り(前半)
はじめはゆっくりなんだけど、油断してはいけない
3月から始まった受験クラスのはじめは、ゆっくりとしたペースで始まりました。紫貴先生の授業は明快で、覚えるべき箇所も明示され、期待通りでした。ワインの総論を3回に分けてじっくり進みました。
2回目からは、小テストが始まりました。範囲は狭く、数時間勉強すれば、なんとかなると思って準備をしていきました。初めて受けた小テストは10問中2問間違えましたが、自分としては、合格点くらいに思っていたんですね。そうしたら、授業の終わりに平均点が発表され、平均点が8.5点だったのです。僕の成績はクラスの下位。自分が落ちこぼれたような気分になりました。次からは満点取るつもりで、実践問題を解いて、教科書の隅々まで覚えるようにしました。
3月11日には、教本も届き、いよいよ、本格的に勉強する気分になりました。
副読本で厚みのある勉強をする
総論の部分が終わると、生産地別の勉強に入ります。なんと言ってもフランスが重要。
フランスに入ると一気にペースが上がりました。総論のスピードが嘘だったかのように、覚えることが増えました。アカデミーデュバンのテキストと実践問題、Aki's checkが勉強の基本ではあるのですが、もう少し厚みのある勉強がしたいと思って、時間があるときに、副読本を読みました。
フランスの勉強には、杉山明日香先生の「ワインの授業 フランス編」が、とっても役立ちました。step1を受けているときに買って、ぱらぱらみていたのですが、要点を押さえつつ、楽しい本です。これが気に入ったので、「ワインの授業 イタリア編」も購入しました。こちらも、20州を楽しく旅をしながら勉強できます。
YoutubeのSommlier for freeもよく見ていました。小林史高先生の軽妙な語り口がとても好きです。ブルゴーニュのGran Cruは、このビデオで勉強しました。残念ながら、小林先生は、この動画を撮り終わった後で、急逝され2013年で更新が止まっていました。2021年の途中で、信国先生が引き継がれましたが、僕は小林先生の動画が好きです。
全員の人にお勧めではないのですが、「世界のワイン図鑑 第8版 」も読んでいました。地図で理解しないと納得できない人間ですので。
その他にも色々、副読本は買いましたので、またあらためて紹介しますね。
中間試験に向けて、広く浅く問題集を解く
フランスは5回かけて進みました。イタリアはなんと1回で終わりです。どんどん、暗記量は増えていきましたが、上記の様な勉強法で、毎回の小テストで満点を取るよう勉強していきました。
まずまず順調に進んだのですが、緊急事態宣言の影響で夜にお酒の提供ができなくなり、イタリアが終わったところで、いったん、スクールが休校となりました。2週間休校の後、再開されたのですが、中間試験は学校でやらずに、家でやることになりました。
ちょうどゴールデンウィークでしたが、どこにも行けないので、1週間は徹底的に中間試験対策をやりました。
でも、フランスを復習すると、見事に全部忘れていました。そんなとき、グッドタイミングで、「覚えやすく、学びやすい、ソムリエ試験対策問題集 2021年度版: CBT方式に勝つ!受験のプロが分析した出題高確率の1200問」が発売されました。この問題集は、毎年、教本が新しくなることに、それに対応して、改訂しているという頭が下がる問題集です。
1週間で、実践問題と1200問を1周しました。毎週の小テストを頑張っていても一次試験はパスできないと感じました。範囲が広いので、毎週じっくり勉強するフェーズと、広く浅く繰り返す勉強のフェーズを意識することが大事だと思いました。このことは、一次試験対策の直前1ヶ月の勉強をうまくできるヒントになりました。
中間試験は、60問中59点(受講生平均45点)が取れましたので、自信をもって、後半戦へと進みました。
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