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【WSET Level 3対策】試験1ヶ月前からの勉強

3月14日にすべての授業が終わり、4月24日の試験に向けて、勉強を本格化させました。

自分で問題を作り答える

1ヶ月かけて、教科書から、自分なりに問題を作って、その解答を教科書から作り出すという作業をしていました。

たとえば、ボルドーであれば、こんな具合です。
・この地域の気候と、起こり得る気候ハザードを述べよ。
・このワインに使われているブドウ品種をすべてあげよ。
・それぞれのブドウ品種が、ブレンドに与える影響を説明せよ。
・このワインの典型的なスタイルを説明せよ。
・このプレミアムワインに使われている醸造オプションを説明せよ。
・この地域では、なぜブレンドをするのかを説明せよ。
・このワインをデカンタする場合の手順を述べよ。
・このワインと同じような味わいがするワインをオーストラリアのワインで勧めるとしたら、どこの産地のワインを薦めるか?その理由を述べよ。

先輩達に聞くと、みなさん、この作業を繰り返しされたとのことでした。

この作業を1ヶ月かけておこない、ようやく、short-written questionの目途が経ってきたという感じがしました。

一方で、同じ問題を繰り返しているとだんだん飽きてきます。英語のshort-written questionは、それをやってみて、実践力を上げていきました。それぞれの感想です。

Thirtyfifty

Thirtyfifty(https://www.thirtyfifty.co.uk)は、多選択肢問題も短答式記述問題も、問題数が少なすぎて、十分にカバーできていません。short-written question題は、問題の傾向も、本番っぽくなく、問題がちょっと古いように思いました。thirtyfiftyだけでやっていくのは勧めません。値段は、20ポンド。

The Unofficial WSET Exam Guide

The Unofficial WSET Exam Guideは、おそらく過去に出された問題を集めたものと思われ、実践的で素晴らしいと思います。20から25マークの問題17セットでできていますが、1/3くらいは、Study Guideや授業で配られた問題でした。ただし、解答は間違っていたり(FinoとOlorosoの問題は、まったく間違えている、Meunierをwhite grapeとか書いている。タイポも多い)、冗長。こんなにポイント以外のことを書いていたら、とても時間内に終わらないという感じです。残念ながら、Amazonでは販売停止になっていますが、以前受けたら方からゆずってもらえるといいのですが。手に入ったら、解答は、自分で作るつもりでやると本番直前に、とてもよい練習になります。

Wine with Jimmy

Wine with Jimmy(https://www.winewithjimmy.com)は、本番そのものという感じではないのでしょうが、自分で教科書から作った問題を別角度から理解できて、僕としては、一番、勉強になりました。short-written questionは、25マークの問題が28セットあり、十分な問題数で、おおよそ全範囲をカバーしています。解答も簡潔で要領を得ています。価格は70ポンドとやや高いですが、多選択肢問題のクイズ、ドライテイスティング、short-written question、動画などが含まれていて、十分に元が取れると思います。僕は、試験1週間前になって手をつけたので、short-written questionのみ利用しました。

あと、大事な事は、かならず、自筆で解答を作ることです。たんに読んでいるのでは、勉強になりません。特に、産地やブドウ品種などが原語で正確に書けるようにひたすら書くことが重要です。

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ワインを学ぶこと
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