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【ワインエキスパート・ソムリエ試験】一次試験を独学で勉強するとしたら

僕は、ワインスクールに通って勉強しましたが、通いたくてもスクールがない、時間がないという方も多いと思います。もし、「独学で受験したいんだけれども、どうしたらいいですか?」と聞かれたら、こんな勉強方法をお勧めしたいと思います。

問題集を繰り返すことを中心にすえる

教本がベースにならざるを得ないと思いますが、教本をただ読み込んでも、試験に対応するのは難しいと思います。

まず、教本をざっと1章読んだら、そこに対応する、再現問題集をやります。林先生の2800+を使うことをおすすめします。再現問題集で問われている箇所の教本部分をマークしていきます。つまり、そこは、試験に出る重要箇所と言えます。これを繰り返すことで、教本のどこは覚えなければいけないかが明確になります。

この勉強を5月末までに、遅くとも6月末までに終えることを勧めます。かなり大変ですよ。毎日3時間程度の勉強時間を確保する必要があります。

教本をいきなり読んでも難しいというのであれば、適宜、杉山先生のフランス編やイタリア編を読んだり、sommlier for freeなどを見ながら進めましょう。

2800+の2週目を3週間くらいかけてやり直します。おそらく、最初の方はかなり忘れているはずですが、気にせず、続けます。

2周目が終わった時点で、どのくらいの位置に来ているか確認してみたいですね。本番の難易度に近い模擬試験があればそれを受けて50%くらい取れるようになっていれば、順調です。

問題集を1200に変更して、この問題集をやりながら、該当箇所の教本を確認することを2周やります。

7月末になるとアカデミーデュバンの模擬試験が受けられるようになります。アカデミーデュバンの模試は本番よりちょっと難しい程度の良問なので、やってみて下さい。ここで、70%取れれば、受験してもよいレベルだと思います。

受験は、必ず、2回申し込んで、1回目は遅くとも、8月15日より前に受けて下さい。

上記の勉強のやり方は、本当に集中して、毎日5時間程度の勉強時間が取れる人であれば、最短2ヶ月でできると思います。実際、一ヶ月の勉強で受かった猛者もいますが、真似してはいけません。

ペースメーカーを何にするか

一番難しいのは、これだけのハードな勉強を長期間にわたっておこなうことはよほどの意思がないと難しいということです。

何らかの勉強のペースメーカーが必要です。スクールに通えないのであれば、オンラインのスクールも検討してもよいでしょう。詳細はわかりませんが、ヴィノテラスワインスクールも一つの候補です。

そこまで、お金をかけられないということであれば、受験.comはいかがでしょうか。値段も安く、教えているのは、長年の講師歴がある山崎先生です。2021年に、すべての動画を撮り終わっているので、動画が間に合わなくて、受験時期が遅れるという心配もないと思います。

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ワインを学ぶこと
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