ビリヤニ【2】 ビリヤニの多様性
屋台やレトルト製品化されるなど、インド国内でも広く大衆化しているビリヤニだが、それでも「ハレの日のごちそう」というイメージがまだまだ根強く、婚礼やパーティー料理の中では主役級の座を占める。久しぶりに再会したインド人の友人から「じゃあ今夜はビリヤニでも食べに行こうや!」と誘われることも多い。スーパーのお惣菜コーナーや回転寿司チェーンの登場で大量消費されるようになった今でも、「寿司」と聞くと晴れやかな気持ちになる日本人のメンタリティーと似ているかもしれない。
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2024年12月13日(金)発売
『深遠なるインド料理の世界』小林真樹/著