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旅ブックスMAGAZINE|2024年9月記事まとめ


2024年9月に公開した記事を紹介します。


2024年9月2日(月)
「全国最中図鑑」83 こもちめんよう (北海道士別市)

こもちめんよう

北海道士別市はサフォークラムの飼育で名高い。サフォークラムとは顔と足が黒い食肉用の羊。味に定評のあるサウスダウン種と寒さに強いノーフォーク種を掛け合わせた羊で、フランスでは最高級ラム肉として知られている。
士別市では昭和42年にオーストラリアから100頭輸入し、市営のめん羊牧場での飼育を開始。その後昭和44年にも100頭輸入し、繁殖体制を整えた。現在では約1200頭のサフォーク種めん羊が飼養されている。



2024年9月5日(木)
【新刊試し読み】『辺境、風の旅人』|芦原伸

辺境、風の旅人

世界中を旅してきたベテラン作家による珠玉の旅エッセイ。これまでの数多くの辺境旅の中から、特に忘れ得ぬ旅を厳選。ケニア、モロッコ、ポルトガル、バスク、北極圏、シベリア、中国など、10の辺境の旅物語を硬質な筆致で書き下ろした。「辺境への旅は私の人生をも変えてくれた」と語る著者渾身の一冊。



2024年9月9日(月)
29皿目 “港を望むテラスで「重ねカツ」” 喫茶ポルク|元気の出るカツカレー

重ねカツカレー

真夏の北海道を縦横無尽に車で走り回る今回の取材。総走行距離は10日間でなんと2500キロほどでした。

印象的だった場所はいくつもありますが、中でも北西部の増毛はまた個人的に訪れたい街です。
海と山、北の大地ならではの豊かな自然を堪能できるのはもちろんですが、明治や大正時代の古い建物がたくさん残されているのが増毛の特徴です。商家、旅館、倉庫などなど。日本最北の造り酒屋もありました。



2024年9月12日(木)
【日本全国写真紀行】63 高知県須崎市

高知県須崎市

 須崎は高知市から西へ40キロ、入り組んだリアス海岸の美しい海岸線を持つ漁業の町である。今はマダイやカンパチの養殖をはじめ、定置網や一本釣りなどさまざまな漁業が行われているが、江戸時代は特にカツオ漁が盛んで、鰹節の産地として名を馳せ、「須崎節」のブランドを持っていた。



2024年9月16日(月)
「全国最中図鑑」84 元祖 牡蠣最中 (北海道厚岸町)

元祖牡蠣最中

釧路の東にある厚岸町は、アイヌ語で「牡蠣の多いところ」という意味の「アッケケシ」が地名の由来だそうで、その名のとおり牡蠣の名産地である。



2024年9月19日(木)
【日本全国写真紀行】64 徳島県阿南市椿泊町

徳島県阿南市椿泊町

 徳島県の東端、紀伊水道に突き出している蒲生田かもだ岬。この岬と湾を挟んでちょうど反対側にあるのが椿泊集落である。古くから良好な漁場として知られ、県内でも指折りの漁獲量を誇り、特にハモの漁獲量は四国随一である。
 周囲を山で囲まれ、海岸線が深く入り組んだ地形は、椿泊に良好な漁場をもたらしたが、それだけではない。敵に攻められにくい天然の要害として特異な歴史を刻んできた。戦国時代から江戸時代にかけて活躍した阿波水軍の本拠地となったのである。



2024年9月23日(月)
作家デビューのチャンス! 「第5回 わたしの旅ブックス新人賞」の応募を開始

第5回わたしの旅ブックス新人賞

あなたの旅や旅への思いを作品にしてください。
エッセイや寄稿文、旅行記など形式は自由です。
あなたのとっておきの旅体験や心がふるえる感動旅など、個性あふれる作品をお待ちしています。

優秀作品は弊社より「わたしの旅ブックス」シリーズとして出版いたします。



2024年9月26日(木)
【日本全国写真紀行】65 徳島県勝浦郡上勝町

徳島県勝浦郡上勝町

 「葉っぱビジネス」というビジネスをご存知だろうか。徳島県の山奥にある小さな町が、料理の〝つまもの〞用の葉っぱを自分たちで採取し、それを全国の料亭や料理屋などに売るというビジネスである。これまで見向きもされていなかった葉っぱを商品化したこと、そしてそれに関わる人々に高齢者が多かったことから「葉っぱビジネス」は大きな話題となり、映画化されるほど注目を集めた。



2024年9月30日(月)
第26橋 中橋(宮城県)|吉田友和「橋に恋して♡ニッポンめぐり旅」

中橋

 南三陸町という地名を聞いただけで心をえぐられるような気持ちになる。東日本大震災の被災地であることはいうまでもないだろう。あの日、僕自身は日本にはいなかった。帰国後すぐに、ボランティアという形で東北へ向かった。あれからもう10年以上にもなる。






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