【日本全国写真紀行】 13 岡山県苫田郡鏡野町奥津
取材で訪れた、日本全国津々浦々の心にしみる風景を紹介します。ページの都合上、書籍では使用できなかった写真も掲載。
日本の原風景に出会う旅をお楽しみいただけます。
岡山県苫田郡鏡野町奥津
藩主が鍵をかけて入った「殿様の湯」、今は誰でも入れます
奥津温泉は、岡山県北部の鏡野町にある温泉で、湯郷温泉、湯原温泉と並ぶ美作三湯のひとつ。「奥津」の名の由来は、高瀬舟が訪れていたことから。「奥まった場所だが船が出入りする地」という意味でつけたれた名だという。
江戸時代には津山藩の湯治場だったそうで、奥津温泉を代表する高級旅館の「奥津荘」には「鍵湯」という名が残っている。これは津山藩主・森忠政が、一般の利用を禁じ、番人を置いて鍵をかけて一人で入っていたことに由来するらしい。
※『ふるさと再発見の旅 中国地方』産業編集センター/編より一部抜粋
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