カナダ・モントリオールの初夏の味
にんにくの芽を初めて食べたのは小学生の頃だった。
珍し物好きの母が中国産の冷凍ものを買ってきて、豚肉と一緒に炒めた中華風のものが食卓に上がった。
鮮やかなグリーン。歯ごたえがあってほんのりにんにくの味がした。
今となっては身近な食材ではあるものの、日本で流通しているにんにくの芽のほとんどが中国産。国産はわずか1%だから福岡で手に入るはずもなく、新鮮なものは見たことなかった。
にんにくといえば青森。誰もが認めるところだろう。青森産以外は使わないという人だっているかもしれない。
実はカナダ・ケベック州産にんにくは、青森産のよきライバルと言えるくらい高品質。胸を張っておススメできる。
春の味覚こごみの旬が終わると、夏野菜の旬が本格的に収穫されるまでの間の6月下旬から数週間がにんにくの芽の旬。新鮮なものが普通のスーパーでも簡単に手に入る。この時期になると、モントリオールにも夏が来たなぁと思うようになった。
さっと茹でてサラダにしたり、炒め物に加えたりする。
バジルペーストを作る時、にんにくの代わりに入れても美味しい。
今年初のにんにくの芽が手に入った。
普段の炒め物ではなんだか物足りないので、ピーナッツバターを加えてクリーミーさとコクを出すことにした。
ピーナッツバター、水出し昆布だし、醤油、ケチャップ、メープルシロップ、唐辛子ペーストを混ぜてドロリとしたソースを作っておく。
中華鍋で油を熱し、大き目のサイコロに切った豆腐の表面をうっすらきつね色にする。そこへにんにくの芽と玉ねぎを加えて炒め、軽く火が通ったらソースを加える。とろみがついたら出来上がり!
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