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つぶやき

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『その時に感じた本音』をまとめています。
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#100文字の世界

「気づかなくてごめん。君にまで影響があったなんて知らなかったんだ」と。
今はまた上手くいってるけれど、この先どうなるかはわからない。私がまた急にいなくなっても心配しないで。あなたへの想いは変わらない。

あっちん
3年前
43

「きみが改めなきゃ僕達は会えないよ」と返事がきた。付き合ってまだ3ヶ月だけどずっと楽しかった。あの日はもう戻らないのかな?でも諦め切れない。自分と向き合って整理をしてみた。これでだめならしょうがない。

あっちん
3年前
34

「きみのことがよくわからなくなったよ」って意味がわかんない。私は全然変わってない。変わったのはあなたよ。なのに私が疑われるの?私はロボットなんかじゃない。まだ既読にならない。遠距離恋愛ってもどかしい。

あっちん
3年前
45

日曜日の朝、それは突然始まった。前日の夕方までその前兆がまるでなかったのに。私が悪いの?私のことを嫌いなったの?いろいろ考えてみたけれど、何もわからなかった。ただ、あなたからの返事を待つしかなかった。

あっちん
3年前
42

2羽のカナダグース。写真を撮ろうと近づくと、雪解け水をたっぷり含んだシートで足を滑らせた。突然、空が見えた。足首が変な方向のまま倒れようとしている。わずか1秒足らずなのに、全てが走馬灯のように流れた。

あっちん
3年前
43

淹れたてのコーヒーの香り。そば粉入りパンケーキに琥珀色のメープルシロップをたっぷり。豆乳ヨーグルトにクコの実とヘンプシードをトッピング。意識高い系と思われるだろうか?食べたかっただけの朝ごはんだけど。

あっちん
3年前
50

年間100本以上の映画を観ていた。新作が上映される日は、午前中から一人で映画館に足を運んだ。そんな週末のミニシアターでよく見かけた一人の男性。好みの作品がほぼ同じ。彼と話してみたい。何度かそう思った。

北国に小さな春がやってきた。気温は14度。昨日まで蕾だった小さな花がひらいた。私は写真を撮った。その後に小さな男の子がやってきて『パパ。みて~』と同じ花を指差した。彼の顔には子供を慈しむ笑みがあった。

あっちん
3年前
32

数日後に満開になりそうだと故郷の友達から桜の便りが届いた。例年よりも1週間ほど早い。昨年は明るい日差しが差す午後、火葬場から満開の桜を眺めた。この先ずっと、桜と姉が一緒になって春を運んでくると思った。

あっちん
3年前
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