ヒヨドリよ、いざ勝負!
庭にあるジューンベリーの木が、今年もたくさんの実をつけてくれました。
春先には可憐な白い花で目を楽しませてくれ、それから2ヶ月もすれば今度は実で楽しませてくれます。熟して濃い赤色になったら収穫どきです。
ここ最近は、小学生の娘と実を収穫するのが日課に。たくさん採ってジャムを作る予定です。ただそこには強力なライバルが。そう、タイトルにもあるヒヨドリです。
植えて4年目になりますが、最初の年に「さぁ明日収穫しよう!」と意気込んでていたら、翌日にはほぼすべての実がなくなって愕然としたことがありました。家族は知らないというし、ネットで調べてみると見覚えのある鳥の写真が。まさに、その日の出勤前にジューンベリーの木で見かけた鳥そのものでした。
それからというもの、収穫どきの実を見つけてはこまめに採って冷凍しておく作戦に。これでザル一杯分は採れるようになりました。
タイトルでは「いざ勝負!」なんて書きましたが、本当はそんな気はさらさらなく、ジャムを作るのに必要な量だけ採れればそれでよし。あとはヒヨドリたちに「どうぞ」と心の中で呟いています。
このヒヨドリ、果実や花の蜜など、とにかく甘い物が大好物なのだそう。何だか似た者同士な気がして、一方的に親近感を寄せています。妻があとで食べようと残しておいたものを、全部食べてしまい愕然とさせたところも含めて。