「自然農」野菜の定期便
我が家の料理当番となって約1年。決して料理が得意なわけでも経験豊富なわけでもなく、フルタイム勤務となった妻と家事を再分担した結果料理担当になっただけのことです。
そんなきっかけだったので最初はハチャメチャ。今も大したものは作れませんが、スーパーに通ううちに(買物担当でもあります)旬の食材について興味が湧くようになりました。そして子供にもなるべくそうした旬モノを食べさせてあげたいなと思うように。
特に野菜が美味しいと感じるようになったのは肉、肉、肉で生きてきた自分には意外でした。これも40代後半という年齢のせいでしょうか。
いつしか旬を求めて地元の道の駅で朝採れ地場野菜を買うようになり、さらには学生時代の友人が高知県で就農していることを知りました。
その友人が挑戦しているのが
・耕さない
・肥料、農薬を用いない
・草や虫を敵としない
を原則とする自然農。
深いところまでは知りませんがはじめて聞いたときの印象は
「難しそう・・・」
「収穫量が安定しないのでは」
と感じました。
持続可能な農業スタイルは今の時代にとても合うものですが、やはり軌道に乗るまでは苦労も多いようです。
そんな中、努力が成果につながりはじめこの2月から月2回の定期便を送ってもらえることになりました。1回あたり約8〜9品の新鮮野菜がたっぷりと届きます。
難しいことへ挑戦していることに対しての応援の気持ちももちろんありますが旬で、しかも安心安全な野菜を入手できるのが何よりも嬉しいです。
実際に送られてきた野菜の中には
・子持ち高菜
・大阪シロナのとう立ち菜
・かつお菜
・かき菜
・のらぼう菜
など、見たことも聞いたこともない野菜がありこうした野菜との出会いも楽しみ。ぎゅっと詰まったうま味と甘味の濃さには本当に驚かされました。
ちなみに「旬」て食材だけの言葉だけでなく時間にも関係あるんですよ。上旬、中旬、下旬として使われる「旬」ですね。
こちらは「10日間」という意味があります。古くは万葉集にも記述があるようです。
時計修理技能士としては時計や時間に関係あることはどうしても気になってしまいますね。