Shall We 断酒?
「えー!阿南さん、お酒、飲めないんですか!?めっちゃ飲めそうなのに!」
「のまないんですよ。てへぺろ」
そう。私は、お酒を飲みません。四年間、一滴も口にしていません。
今回のnoteは、お酒を辞めた経緯とどのような変化があったのかを紹介します。
それまでは、無類の酒好きでした。毎日ビール500mlを3~4本飲んで、芋焼酎の水割りを酔って寝るまで飲む。これを毎日です。
休肝日ってなに?ってレベル。
次の日の朝は、気持ち悪い事この上なし。極悪二日酔いです。もうなにもやる気が出ないうつ状態です。
いつの間にかお酒を飲むために仕事をして、帰ってからのビールが習慣化されてました。休日は、朝から飲む。
お酒の量はセーブできません。飲み会に行くのは、めちゃくちゃ怖かった。記憶がなくなってしまうんです。当然ですよね。毎回、家に帰りついているのが奇跡だと思っていました。
このようなへこんだ朝から始まる毎日を、酒でごまかし、自分を嫌いになりながらぎりぎりのラインで生きていました。
ある日の出来事
中学時代から仲が良い後輩が営むイタリアンレストランで、がっつり飲みすぎてしまいました。
翌朝、昨日の状況を確認すると、その彼と喧嘩をしてしまった模様。もちろん記憶はありません。
彼が私に言いました。
「貴将君は、お酒を辞めたほうがいい」
ショックでした。そんなことを言う人じゃない。温厚な男なんです。よっぽどひどかったんだと思います。なんてことをしてしまったのだと自分を恥じました。
よし、酒やめよ。
そう決意した瞬間、母に電話をしました。
「ずっと心配していた。やめてくれてうれしい」と泣きながら言ってくれました。
そして、やめるきっかけをくれた後輩には心から感謝です。ありがとう。
断酒生活を開始
私の方法はシンプルです。
「みんなに言う」&「飲んでない自分を好きになる」
どんどん発信しちゃう。後戻りが出来ないようにするんです。みんな「すごいね!」とか言ってくれるんですよ。友達大事。どんどん気分が良くなって、益々やる気が出るんですよね。相乗効果でお酒を飲んでいない自分をどんどん好きになっていきました。
するとこんな効果を感じるようになっていきました。
1.やせてる
2.お金の節約できてる
3.朝の二日酔いうつがなくなって、元気モリモリになった
4.いつでも頭がクリアなのでアイディアが湧くようになった
5.自分のことが大好きになった
正直言って、いい事しかない。全部想定外。最高でした。自己肯定感ガチ上がり。
私は、お酒やめてるんですって言わないんです。もう始める気がないからでしょうか、「飲まないです」と言っています。
つらくない?とか実は飲んでるでしょ?とか聞かれます。不思議ですね。そんな隠れて、こそこそ飲めるほど器用じゃないからやめたんです。
お酒を飲んでいたころの自分には戻りたくありません。
二日酔いの感覚が怖いですし、記憶をなくすのも自己嫌悪になるのももう嫌なんです。ましてや、大切なひとたちに迷惑も心配もかけたくないし。
お酒を卒業しました。そういうひとが居てもいいでしょ?
私は、お酒を「やめること」をはじめて、新しい人生を謳歌しています。自分が大好きになりました。
挑戦って新しい事を始めるみたいに言われがちだけど、やめることもすごい挑戦だと思います。
お酒でもし悩んでいる人がいたら・・・・・・
Shall We 断酒?
あなたも断酒しませんか?結構いいことありますよ。
そう伝えたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?