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バイクでグラン・サン・ベルナール峠へ

8月25日土曜日、シルヴァンがスイス方面へバイクで出かけようと誘ってくれた。
仕事を午前中で終わらせ、午後1時すぎにムジェーヴを出発。

高速道路の無料区間を通ってシャモニーを通り、スイスのマルティニへ。
まだヴァカンス中でキャンピングカーも多く、シャモニーの周辺は多少の
渋滞あり。
山道を進むこと1時間強、スイスとの国境に到着。
ここからはケータイを使うと追加料金がかかるのでデータローミングを
オフ。
税関所にはスイス側にもフランス側にも誰もいなかった。

バイクの後ろに乗ってるとはいえ写真を撮る勇気はないので残念ながら写真はないけど山の斜面には葡萄畑が広がって気持ちいい。
ローヌの谷を下ってさらに1時間くらい進むと、
グラン・サン・ベルナール峠 標高2473m に到着!

写真で見たことのあるホスピスが見えてきたので ここで止まるかな?と思ったら止まらずさらに先へ。

湖の奥の白い建物はホスピス

ホスピスが建っているあたりはスイス。
そこからさらに数百メートル進んでイタリア側へ。


イタリア側


ここのテラスで一服。


シルヴァンが
<ここにきたらいつもスイス側のカフェじゃなくてイタリア側のカフェに
入るんだ。
スイス側はユーロを受け取ってもお釣りはスイスフランで返してくるし
イタリア人の方か感じいいからね!>と。

ふむふむ、納得。


登山者の守護聖人、聖ベルナールの像


やっぱりバイク率高し。
そのせいか他の観光地より犬は少なめ。


それでも可愛い白柴を見かけた🎵

景色よりもバイクに目が行くようになってしまって

どれを見てもカッコよく見える〜。

でも全然バイクの名前と形が覚えられない。。。


ホンダにヤマハ、スズキ、カワサキと日本のバイクが半分以上。
後はイタリアだけに?DUCATI。
BMWも結構いたな。

女子バイカーも多い!

白いバイクもいいよなーと思っていた私の前にまさしく白いバイクに乗ったかっこいい女子が!
カワサキのNinja 750cc だって。
スポーツタイプに乗るかは ? だけど、かっこいいな〜。
ちなみにヘルメットは歌舞伎のデザイン。

日本のサイトだと女子に向けたバイクは250ccが多いようだけど、フランスでは250ccに乗る人は女子も男子もほぼいないらしい。


夏山の爽やかな色。

次回来るときはホスピスを予約して、修道士と食事を共にさせてもらい、
ドミトリーで就寝、イタリアのアオスト方面からプチ・サン・ベルナール峠を通ってフランスへ戻る予定!


売店にはセントバーナード犬のぬいぐるみ
何となく不満げな表情が意外とかわいい♡


貧相なナポレオンの像

ここにきたらやっぱりナポレオンのことを思い出さないと!
ダヴィッドの絵にはナポレオンが白馬の背に跨ってこの峠を超えている様子が描かれてるけど、実際はロバに乗って通過したと。。。

ガイド時代、パリ郊外のマルメゾン城にあるダヴィッドの絵を案内したことを思い出すな。


ナポレオンの脇にかっこいい車発見!
ルノーのターボ2。
職場の運転手マークに写真を見せたら
<これ買おうと思ったんだよー。でも維持費がすごくかかるからやめた。>

マークは飛行機の操縦資格を持ち、車もバイクも少なくとも7台ずつは持っている。
後は猟銃や時計、カメラのコレクションもあるらしい。

今一緒に働いている運転手さんたちとシェフはみんなバイクの免許を持っていてもちろんバイク好き。
私がバイクの免許を取ると話すとみんな <いいねー!>と言ってくれる。
一人として危ないからやめとけ、なんて言わない。

みんなが私に勧めるバイクはヤマハのMT 07。
フランスの教習所では大抵これが教習用バイクらしい。

シルヴァンはスズキのグラディウス650ccもいいんジャない?!と言ってる。

まあ、バイクを手に入れるのは免許が取れてからの話、来年の春かな。


今回は帰りも同じ道を通ってフランスへ戻る。
途中のトイレ休憩でかっこいいDUCATIをパシャリ。

氷河がいろんな角度から見え隠れ。


氷が崖の端まで来てるのが見える。
実際はもっと氷が青くて印象的。

今日も無事帰宅して、シルヴァン宅のテラスでディナーしながらバイク話🎵


バイクの教習本を数日前にネット注文したから早く来ないかな〜!
インターネットで無料のテストを試してみたけど、
やっぱり道路標識以外は車の免許の時とは内容が全く違うから
結構間違えた。。。

新しいフランス語、バイク用語が出てきて苦戦確実。
でも久々の勉強が楽しみ!



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